人間は『全て』は見えない…だけど『兆し』は見える

ある日の朝5時過ぎ。

八尾の外環沿いをマイカーで北上し、

途中右折して生駒山トンネルを通過し、奈良市内に行きました。

早朝なんで比較的スムーズに進む中、気づいたことがあります。。。

外環は片道2車線の幹線道路で、

恩智駅側の交差点から外環に入り、

ひたすら追い越し車線の方を走っていました。

が、走行車線の方がスムーズに進む時が数回あり、

「大抵、追い越し車線の方が早く流れるのに、なんでかな?」と思っていました。

(その日だけでなく、日々そう感じることが多いです)

水越という交差点まで・約3キロの間で

3回目の赤信号にひっかかりました。

その交差点でふっ…と

「2車線あるうち、前の車が早い方を

ひたすらついて行ったらどうなるか?」

そう、『実験』しようと思いつきました。

早朝で、車の量がかなり少なかったので、

比較的スムーズに車線変更が出来ますしね。

早速、走行車線の方がスムーズに流れだしたので、

ちゃんと後ろを確認した上、車線変更。

しばらくしてまた車線変更。

ところがスムーズに流れたのが一瞬だけでまたまた車線変更…。

こんなことを繰り返している間に気づけば、

水越の交差点から5.5キロ、一回も信号に引っ掛からずに、

奈良市内に向かう高速道路に入る右折も完了して、

生駒山トンネルに入ることが出来ましたぁ〜(^O^)!

もしも人間の『目』を空に飛ばすことが出来る存在(カミサマ)だったら、

空からこの道路を眺めて

「あ〜!一キロ先に右折車が止まってるから、

今のうちに走行車線に変更しとけばいい!」とか分かる訳です(笑)。

だけど人間にはそんな『全てが見える能力』はありません。

しかしながら、自分自身の身の回りで今起きている出来事(現状)と、

これから起こる出来事の前触れ(兆し)は目に見えます。

たた兆しの多くは『小さな出来事』なので、

感性を鋭くしておかないと、見逃してしまいます。

隣の車線の方がスムーズに流れる兆し、

走っている車線の流れが悪くなる兆しは刻一刻と変わります。

人生も同じで、

よりスムーズに流れてゆく選択をし続けたいですし、

そのような選択をし続けられる感性を磨き続けたいです〜(^^)☆