9月19日(金)夜。
倫理法人会の大先輩・小林さんの会社で主催された
社会教育家の田中真澄氏の講演会を
聴きに行かせて頂きましたぁ〜(^0^)!
とにかく、田中氏のご講演は凄かった。。。
目からウロコ☆
そして凡人・よしこちゃんでも、
一所懸命やれば、秀才を超える!ということが
明確に分かりました(笑)。
ということで、箇条書きで手当たり次第、
気づきを羅列させて頂きます♪
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講演会タイトル『人生は今日がはじまり!』
・・・日本は今、超高齢化社会(65歳以上の高齢者21%以上)。
世界で始めて、“超”高齢化社会に突入した。
で、この社会の中で『高齢貧困層』がジワリと増えている!
※『高齢貧困層』=年金だけでは食べていけないという層。
(支給される年金もジワリ減っている!)
人生最後まで、よりよく生きる方法は、
『3つの価値観を変えること!』
①「人生観」を変える!
『人生とは、60歳までが現役で、それ以降は余生』
という考え方を捨てるべし!
現在男性の平均寿命は80歳・・・つまり、
『半数以上は80歳以上生きるし、100歳以上生きる人も結構いる!』
という事実が今の日本社会はある!
※今から35年前の100歳以上の日本人:937人
現在は、ナント☆58820人もおられるとのこと!
だから、「人生100年生きる」ということを前提として、
全てをプランニングしておく必要がある!ということ。
前述の通り、現代日本は基礎年金だけでは到底食って行けないので・・・
「100歳まで働く!」という目標設定をしないと、お金がもたない。
(※実際は難しいかも知れませんが、
そういう気概を持って生きる必要があるということかと思います)
ということで『余生』という言葉・価値観は一切捨てて、
『終身現役』という決心をすると、本当にそうなってゆく。
(決心がその人の心を変え、その人の周りの環境を変えてゆく!)
『終身現役』を全うするためには・・・
「何かのプロ」になって、世の中・誰かから必要とされ続ける
自分であり続けること!
ご縁あった仕事に打ち込む・喜んでやる!
例:「何でも引き受けるプロ」として徹底的に所属する組織の要望を受け入れ、
的確に処理し続ける、等。
あと、「事業主」(自営・自分で商売する)という手もアリ!
「個人事業主」には定年(退職制度)がない。
「労働基準法」も適用外!だから、何時間働いても問題なし!?(笑)
だが、自営でも倒産・廃業してしまう。。。
倒産しない為には、老舗企業に学ぶべし!
例:富山のくすり売り
数百年続く、富山のくすり売りに伝わる『七楽(しちらく)の教え』。
「楽すれば、楽が邪魔して楽ならず。楽せぬ楽が遥か楽楽」
つまり、真面目にコツコツ働き続けることが、楽(ラク)する唯一の方法である!
勤勉こそ、いい人生を歩むコツ。
●「凡人と秀才」の法則
凡人の実力が「1」として、
秀才の実力が、凡人の倍の「2」とします。
凡人には、細かく分けて、3つのタイプが存在する。
①1型凡人(企業)
②0.99型凡人(企業)
③1.01型凡人(企業)
①1型凡人(企業)は、毎日『1』頑張る、普通の凡人。
1の100乗は、そのまま1。
365日・1年経っても1のままのごく普通の凡人企業。
②0.99型凡人(企業)は、所謂「さぼり型凡人」。
毎日、1(普通の力)よりも少しサボって「0.99」の実力しか出さない。
0.99の100乗は、ナント☆0.026。ほぼゼロ。
毎日、ちょっとずつでもサボっていると、
とんでもないことになりますよ〜ということです。
最後に、③1.01型凡人(企業)
これは、毎日1よりも少し背伸びし頑張っている
本当にコツコツ型の努力型人間。
1.01の100乗は、ナント☆2.07となります。
となりますと、前述の秀才が普通に毎日「2」の実力で頑張っているよりも、
1.01の凡人がコツコツ頑張っている方が、0.07、数値が高くなっています。
ですので、秀才じゃないからと諦めるのではなく、
凡人はコツコツ頑張り続けることで、
他のタイプの凡人だけでなく、秀才をも超えれるチャンスがあるということです。
この例えは、いかにコツコツ人生が大切か?
分かりやすく教えて下さっています。
②仕事観を変える!
日本で働く人の80%以上が「サラリーマン」。
(※今の学校教育が、サラリーマンを育てる教育をしている!)
「週休2日は休ませて欲しい。これは権利である」などと
権利ばかりを主張する、自分都合・自己中心的に働くのではなく、
『超労働精神』で、お客さまの都合・お客さま(他者)を
中心に考え働く生き方に変える!
③能力観を変える!
人間の全能力の・・・
①知識(学校などで教わるもの、自己革新の一種):1割
②技術(社会で教わるもの、自己革新の一種):1割
③心構え・凡事徹底:8割
なんだそうです☆
じゃー、この「心構え」という能力をどう育てるか?!
それは
「毎日毎日、『いい習慣』を身に付けていくこと」
(※口ばっかりではダメ、やらないのもダメ!)
つまり、心構えとは、『心を作る習慣の質量で決まる』ということです。
この習慣とは・・・
①行動の習慣と、②考え(思考)の習慣の2つあり、
これらの習慣は、人間の本能部分を司る、『脳幹』の鍛え度合いで
変わって来るとのことです。
この脳の根幹にある『脳幹』を、
毎朝ゼロから、繰り返し、繰り返し、磨き鍛え直すんだそうです。
毎日毎日、前向き・積極的に生きる!という心を磨き、
朝イチバン・初動の習慣である朝の起き方を磨くべし!とのことです。
この他、朝は早く起きて、昼は徹底的に行動する。
一日、1万歩は歩く。
歩くとボケない・ボケにくくなるという科学的データもあるそうです。
歩く程、若さ・活気・やる気が出てくるようで、
感覚も冴えてきます。閃き度合いも増してきます。
そして『しつけ三原則』が、
心構えの錬磨にとっても重要なんだそうです。
①挨拶(あかるく、いつでも、さきに、つづける)
②返事(自己抑制に繋がる。「俺が、俺が」から「おかげ、おかげ」の心になっていく)
③後始末(事を行った後の片付け・ゴールが、次の準備・よいスタートになる)
いよいよ、講演も「まとめ」に入ってきましたが。。。
●弱者(凡人)の賢い選択
例えば、足の裏をトンカチでたたいても、
そんなに痛くないですが、
針で少しでも刺すと、めっちゃ痛いですよね。
「一寸法師」は、針で大きな鬼をやっつけましたね。
我々凡人も、トンカチのように広域で攻めるのではなく、
針のように『一点集中』で攻める!
一つのことを極めてから、次を極める。
コツコツ。。。一点集中が弱者必勝?っていうか、
勝てる可能性が大いにある基本的動きであります。
●潜在能力出現の原理 〜弱者は積極性を出せ!〜
毎日コツコツ頑張っていても、
階段のように、毎日一段ずつ等間隔で
レベルが上がってゆくものではない。
例えば、一つの物事の成就する時が10年後だったとして、
毎日コツコツやっていても、上がっているのか
まっすぐなのか分からない勢いで、
8年くらいまでは、ゆるやか〜〜〜〜に上がっていくようです。
で、ある点を超えると、いい気に真上に上がる勢いで、
一気に努力が花開くように成っているとのことです。
とにかく、結果が出るまで、コツコツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やり続けるというのが、成功のコツです!
(至極当たり前のことですが。。。
途中で諦める・止めるから、みんな成功しないんです)
〜弱者は明朗性(明るさ)を出せ!〜
物事を全て明るく楽しく考える能力を身につけろ!
つまり、プラス思考・『陽転思考』。
「私は運がいい」とみんなに言いまくってたら、本当にそうなって来る。
(言葉は言霊。魂があります。自分の声はずっと自分が聞いています。
言葉は「自分にかける魔法」です!)
そう信じるから、そう成るのであり、
そう信じないから、そう成らない訳です。
人生とは、結局自分の心次第です。
ですので、難しい&複雑なようで、
実はカンタン&シンプルなものであります。
〜弱者は、一旦仕事を受けたら、やり抜け!〜
損得勘定抜きに、一所懸命やる!
「一生懸命」× ・・・一“生”は頑張れない。ずっと頑張れない。
一所(ここぞという時のみ)だったら頑張れる!
今、与えられている仕事に一点集中で打ち込もう!
人生は「貸しボート」形式のように、
自分の向きの後ろ・後ろに漕いでいく・・・
「昔は良かったのにな〜」「後悔してます」とか
後ろ向きに、進んでゆくものではなく、
「モーターボート」形式の船のように、
ガンガン☆前に向いて漕いでゆくものである!
『余生』という言葉は、心の辞書から消し去って
(自分が持っている辞書の「余生」をマジックで消せ!と
おっしゃいました〜・笑)
高齢貧困を回避すべく、終身現役で頑張り、
60歳過ぎても、人生の幸福度の下降線は描かず、
そのまま絶好調で人生を進み、
そして100歳か何歳かで、「PPK(ピン・ピン・コロリ)」で
流れ星のように、消えて逝きましょう〜!(笑)
「人生は今日がはじまり!昨日まではリハーサル!!」
・・・という内容の講演でした。
田中真澄さん。御年78歳・・・。見えない。
ものすごいパワフルなお方でした。
まさに有言実行のお方やなと、感激いたしました。
言っていることとやっていることが一致されてるから、
説得力もあるし、伝わる。
うわべだけな・・・誰かの成功事例をそのまま持って来た
講演家やコンサルタントはゴロゴロおりますが、
ホンマこのお方は凄い。。。
小林さんを始め、多くの方・経営者の人生を圧倒的に
変えられたことに、大いに納得です☆
私も、「余生」という言葉を捨て、
100歳以上生きるという意気込みで、
終身現役で、残り70年程の人生をおもいっきり楽しく
謳歌させていただきま〜す(^0^)☆☆☆☆☆☆