先日、八尾商工会議所青年部主催の
1月度例会の講師予定者であられます、
株式会社クロスエフェクト・代表取締役の
竹田正俊さんにお会いたしましたぁ〜(^0^)!
株式会社クロスエフェクト 公式ホームページ
http://www.xeffect.com/
竹田社長の会社は、カンブリア宮殿・
ルソンの壺・世界一受けたい授業などなど、
多くのマスコミ出演される程、
国内外で注目されている、ものづくり企業の一つであられます。
私の日々の疑問としまして、
「成功する人・失敗する人、成功途中の人の間にある違い・法則とは何か?」
というもので、それを日々考え続けています。
私は『自身の人生の成功者』になりたいと思っていますので、
自分のよりよい人生のために、その傾向と対策を考えています。
ですので日々いろいろな方々を、なるべく主観を挟まずに
冷静かつ客観的に観察し、分析・研究しています。
ご縁ありまして、竹田さんとお会いして、
おかげさまで「成功者の条件」がだんだんと観えて参りましたので、
合っているかどうかは分かりませんが(あくまで私の推論であります)
ここで日頃の研究発表(?)をさせて頂こうと思います。
右図のように図説化してみました。
(クリックすると拡大されます)
成功には大きく分けて7つの要素があるように思います。
(分かりやすいように、身体の部位で説明しております)
①胆力
これが最も重要且つ根本的に成功者に必要な能力だと思われます。
「オレはいついつまでに、ナニナニを必ず達成し、成功者になる!」と決意して、
どんなことがあってもその決意したことを変えないという力です。
成功しない人は、自分が一度掲げた目標を途中で下げたり
諦めたり、忘れたりして、
今までの、またいつものラクな・・・そこそこの自分のレベルで安住し続けます。
だからいつまで経っても、成功というゴールには到着しません。
「着眼大局 着手小局」
という言葉がぴったりです。
成功者は大志を抱き、大義名分を確実に掴んでおられ
成功するまで徹底的にやり抜かれるようです。
②好奇心旺盛
前へ前へ、上へ上へ・・・内から外へ
積極的且つ強靭に拡がってゆかれますエネルギーが凄いです。
器が広く、よほどのもの・人でない限り、一旦は受け容れられます。
受け容れてからその後、どう取捨選択してゆくか?後で判断するという感じです。
人見知りや偏見という心の歪みはありません。
(もしくは、なるべく失くすように努力されておられます)
ですのでご自身の経営の分野だけでなく、
あらゆる分野に知人友人がいて、恩人・恩師がおられます。
そしてあらゆる分野のことをよくご存知であられます。
③行動力・実践力
これと決めたものに対して
やり始める力、やり続ける力、そしてやり抜く力がもの凄いです。
そして、「これはアカン!」と即止・・・止める決断力・実践力も凄いです。
失敗しても、失敗した理由を的確に分析し、反省し、改善・・・
やり方を変え、どんどん行動が洗練され、成功に近づかれていきます。
凡人がさじを投げるくらい、コツコツと地味〜っに実践されておられます。
成功者は間違いなく、実践者であります。
ただの願望で終わったり、構想で終わったりしません。
成功者は誰よりも失敗が多いから、成功も多いということです。
(成功者に対して、陰(失敗)の部分を観ない凡人は多いです。
成功者のいい部分だけを見て、そこだけを真似るから、成功しないのです。
本当に成功したければ、失敗への覚悟が必要になって来ると思われます)
④己を知る・人を知る 愛が人生・経営・行動の中心にある
成功者は自分が何者か?今、何をすべきか?
そして「自分は何を成すために、この世に生まれて来たのか?」という、
命の使い道(つまり使命)を明確に掴んでおられます。
自分の心の奥の奥・・・人様の心の奥の奥・・・内へ内へと
常に深く深く探求し続けておられます。
自分と他人は『鏡の関係』であります。
自分のことが分かれば、相手・他人のことも観えて来るのです。
相手が観えない・分からないのは、つまり、
己自身のことが観えていないのです。
成功者はそのことを無意識もしくは意識的に知っておられます。
だから、哲学とか歴史書とか、心理学とか人間学とか
人間に関する根本的なことを、めちゃくちゃ勉強されておられます。
それに加え、『愛』があります。
自分に対する愛(いい意味での自尊心)、
そして他者に対して、地域国家世界に対しての愛がもの凄いです。
愛を感じ、恩に報いるために仕事(志事)を
全身全霊をかけて全うされているという感じです。
だから、竹田さんのような方々は、
自分よりもより高いレベルの方々をはじめ、
多くの方々に応援をされ、どんどん組織が生成発展してゆくのです。
(妬み僻み根性で足を引っ張る人もおりますが、プラスの応援エネルギーが
圧倒的に強いため、落とされることはないし、そんなマイナスエネルギーも
ご自身の『胆力』に変換をされ、プラスのエネルギーにされておられます)
会社のミッションは最初は
竹田さんご本人だけの夢だったかも知れません。
だけど、いつしかその夢が従業員の方々とのものになり、
お客様とのものになり、それが地域国家世界の夢になって
行かれた感じがいたしました。
そんな大きな夢が『志』というものにかわり、
人をそして時代をよりよく、より大きく動かしてゆくのだと思います。
⑤発言力
言葉は言霊と言われているように、
成功者は言葉・発言をとても大切にしておられます。
軽々とテキトーに発言なんてされません。
例えそれがお酒の場であっても、仲間内であってもです。
社会的影響力がだんだん大きくなってくると、
人間はだんだんそうなってゆきます。
それが決して「保守的」とかそんな意味ではありません。
己自身の言動に24時間365日責任を持っておられるという
意識の高さを示しております。
だけど、ここぞという時には、容赦なく、徹底的に発言されます。
その言霊のパワーが凄いです。
成功者は、人から借りてきた言葉を口先だけでさらっと言いません。
綺麗事だけを並べて、まくしたてません。
自らが実践立証し、確信を得たことしか話しません。
だから、めちゃくちゃ言葉に力があり、説得力があり、納得させられます。
そして、自分の言動に対して責任も持っています。
謝罪する時はスナオに謝罪、ガンガン言う時はガンガン論じはります。
以前、ある本で、「すなおさ」には2つあると教えて頂きました。
①水のようにどんな器にも収まる心(受け入れる心)
↑これは日々倫理法人会で言われている「はいっ喜んで」の精神です。
もう一つあります。これは殆ど方が知らないようです。それは
②火のように断固として動じず、義(正しいこと)を貫き通す心、です。
自分が「これは誰が何と言おうとも間違いない!」という確固たる信念があれば、
断固として言い切る、やり切るという炎のようなすなおさも
この世には存在するということです。
最近私はこの②のすなおさの実践を特に心がけています。
義のためならば、悪役もも演じ、
金峰山寺・蔵王堂の『蔵王権現』のように、仏の化身と化し、
怒りという強烈な生命エネルギーで持って、
衆生を救済する・正しい方向に持って行くという勢いです(笑)。
⑥考える力
とにかく成功者は、「ここまで考えてはるのか!」
「ここまで調べ上げられたのか?」と感嘆しまくりの状態まで
徹底的に情報収集をし、集めた多くの情報から正しい・必要な情報を
取捨選択し、残りの情報で正しい分析を行い、判断をされておられます。
(ほんと、私自身の考えの浅さに終始反省&懺悔しまくっております。。。凹)
しかもその考える方向性は、一方向・いつくかの方向だけでなく、
古今東西、上下左右、外側・内側・・・全部の方向です。
そしてそれぞれが深いんです。
正しい行動を起こすためには、まず正しい知識・情報を仕入れることです。
その次に、正しい分析・判断をしなければなりません。
成功者は、必ずと言っていい程、
今まで誰もがやったことがないことにチャレンジされています。
だから、想定外のこともしょっちゅうです。
弘法大師空海が1200年程前に、四国の山々に入り、
遍路道を創ったのと同じような状況・境遇かと思われます。
だから、実践する・行動に移す前に、
こんなかんじで徹底的に情報収集・分析・判断をされるようです。
そうすることにより、未知なる実践の失敗の可能性を
事前に、少しでも減らしておられるようです。
⑦感性・霊性
経営者としてのセンス、感覚、嗅覚・・・とにかく「感じ取る力」が凄いです。
時代の流れを嗅覚で感じ、時代の波に乗るという感じです。
そのひらめきは、日々世のため人のためと
一所懸命しているところに降りてくる、「天からの恵み」のような感もいたします。
かつての日露戦争で、東郷平八郎のもとで
連合艦隊の作戦立案で中心的な役割を果たした
秋山真之(司馬遼太郎小説『坂の上の雲』の主人公の一人)は、
学校や米国留学などで、ありとあらゆる海軍戦術を研究しまくり・・・
ありとあらゆるシュミレーションを行いまくり、
そしていよいよ、旧ロシア帝国のバルチック艦隊とやりあった
日本海海戦で、最後の最後、
真之の想定通りのルートをバルチック艦隊が通り、
そして真之の想定以上に相手が
真之が考えた作戦に見事にハマり、
日本海軍は、いとも簡単にバルチック艦隊を撃沈したことが大きな要因となり、
日本は日露戦争に勝利し、ロシア帝国の侵略から日本を守ったのです。
もともと真之には才能があったのかとも思いますが、
そこに勤勉さ・一所懸命さが加わり、
そして、日本をロシアの侵略から救いたい・守りたいという
日本人みんなの願いも加わり、
それが天(時代)を動かし、日本が奇跡的に(必然?)勝ったのだと思います。
・・・真之は晩年、この戦争で亡くなった人(日露両兵)の供養のために
出家しお坊さんになりたいとずっと思っておられたそうで、
何らかの理由で結局ならなくて、その遺志を継いで、息子さんがなられたそうです。
(このあたりの明治を生きていた方々の想いを感じますと、目頭が熱くなります。。。)
・・・若干話しがそれましたが、
成功者は、自分の我欲・悪い煩悩(邪念)からもたらされる
間違った気づきはあまりありませんし、
あっても「今は我欲から出た気づきだから」と気づき、
自らを更に律するようです。
とにかく、自分の正しい心の位置というものを的確に把握し、
それが今どれだけずれているか?とか、すぐに分かって
すぐに元の真っ直ぐの、心の位置に戻される感じです。
<つづく>