「成功者の条件」 3

他にもあります。

成功者は、ズバ抜けて目標設定値が高いです。

例えば、成功者は目標値10000であれば、

凡人は目標値が100であります。

この人生でいくら頑張っても凡人はゴールが100なので、

80か90まで行ってで終わりです。

ところが成功者は頑張って8000や9000まで行きます。

ゴールが違うから、心構え、スタートの瞬間からレースの途中・・・

全てが違いますよね。

10000がゴール目標の成功者が、現時点で3000まで行っているとします。

既に、100がゴールの凡人の域を遥かに超えております。

凡人からすれば、3000って凄すぎるのですが、

成功者は「いや、まだまだです!全然だめです」と謙虚であります。

また、その謙虚さ・すなおさが、心のコップを上向きにし、

更に成功出来るためのあらゆるものが入って来るのだと思います。

更に、成功者は、懐・器が広くて大きくて、深いです。

100がゴールの凡人が、自分なりに80とかに近づいて来ますと、

いよいよ鼻が伸びて、傲慢になって、人に対して上から目線になって来ます。

そうです、

目標値(ゴールの設定)が低い程、人間は傲慢になってゆくのです。

ところがどっこい、

まわりの人間は、そのような人間は評価・賞賛しないのです。

だから、そのような人間は、自分のことをいかに正しいか?素晴らしいか?と

自慢したり、人を見下げて比べたりと、あらゆる手法を通して、

自分に賞賛の目を向けさせようとします。

私はどうして、客観的に見て成功者でない人程、

自分のことを自慢し、人を卑下するのか?

研究して参りましたが、そのあたりの理由もありようです。

分かる人には分かるお話しなのですが、

自分のことを自慢し、感情任せ・主観的に人のことを批判・卑下する人程、

「オレはダメ人間だ。オレは器が狭い、許容範囲の狭い、堅物な人間だ」

ということを自らでアピールしてしまっており、

結局自分自身が、人から批判・卑下されるのです。

人様にされたくないことは、まずは自分がしない方が賢明です。

あと、成功者は、「苦難」を「幸福」に変えるのが得意です。

苦難やしんどいことから逃げたくなるのが人情ですが、

成功には失敗・苦難がつきものです。

苦難・失敗があるから、人は、それを手がかりに自分を変え、やり方を変え、

成功する方法を掴んでゆくのです。

苦難は、成功者にとって試されごとであり、試練であります。

試練には果敢に真正面からぶち当たって、

そこから謙虚にすなおに学び取ってゆきます。

この苦難のせいで・・・×

この苦難のおかげで・・・○

さらに、成功者は、

結局人生(経営、仕事)とは、他者との戦いではなく、

己自身との戦いだと知っているということです。

だから他人の観察(ライバル企業の動向)ばっかりに気を取られることなく、

ただただ己自身を磨き続ける・・・

とりわけ、長所を磨き続けることをしておられます。

<つづく>