マイ畑の畝が、曲がっていたり、
幅が狭かったり、
高さが低かったりしていました(ー0ー;)。
その有様は管理主・よしこちゃんの『心の有様』と
同じ状態だということにハタと気づき(>_<)、 まさに「土木工事」の如く、 泥まみれになりなからも無事、 畝の改善作業を完了させましたぁ〜(^O^)♪ この畑作業は今となっては、 四国遍路行に並ぶ『修業の場』でして、 今回も様々なことに気づかせて頂きました(^^)☆
まず『糸』についてです。
幅75センチ・長さ10メールの畝を4つ作りましたが、
的確な長さの畝を作る為には『基準線』が必要と閃き、
写真のように糸を張り、糸と平行に鍬を入れ、
畝の側面に土を盛ってゆきました。
この糸がないと、
足元にある畝だけにしか意識が向かなかったら、
だんだんと畝が歪んで来て、目標通りの畝が完全しません。
人間の人生や働きも同じで、
あれこれやっているうちに、
もと(基準線。最初に決めたもの。
目的や目標、やりはじめた理由など)から、
どんどんずれて来て、
気づけばとんでもない結果になってしまったり、
目的地からかなりずれてしまったりします。
糸という『目に見える基準線』は
企業にとって経営理念・指針のようなものでしょうかね。
目に見えない…勝手な人間の思い込みだけを
頼りに生きてゆく恐怖も感じました。
次に『水』です。
土木作業途中、雨が降り…
畝の間に水がどっさり溜まってマシタ・・・。
(しかも崖崩れ!?まで発生っ☆)
溜まっていたままだと、作業に支障が出るので
鍬で水路を作り、水を下流?へ流す作業をすることにしました。
ところがどっこい、凹凸なくフラットに鍬で道を作ったつもりが、
凹凸がありまくりで状態で、全然水がはけず…
鍬を入れ斜面を作りながら、
まさに泥まみれになりながら泥水と数時間、格闘っ☆
その格闘の中、気づいたことですが、
「水は高いところから低いところに流れる」という、
至極当たり前のことです(笑)。
成程☆
自分が平坦に作っていた『つもり』でも、
水はシンプル且つ素直に、
それが事実でないと明確に教えてくれます。
こんな感じで、ちゃんとやっている『つもり』になっていて、
実はちゃんとやっていないということが、
日時生活にも沢山ありそうな気がして、
かなり恐ろしくなりマシタ・・・(^^;)。
また一方で、人間もこの水の如く、
我欲が強いと低い方へ堕落してゆくし、
清い(汚い)心を持つ人は自然と
清い心(汚い)を持つ人の方に流れ集まってゆくんですよね。
『水の法則』の如く、
人間の法則も至ってシンプルであるようで…
シンプルだと思えばシンプルになり、
煩雑だと思えばそうなってくるようです。
それから、『土』についてです。
土と一言で言っても、いろんな土があると気づきました。
粘り気のある粘土質のものや、川砂のようなさらさらしたもの。
水はけが良かったり悪かったり
…乾燥しやすい・しにくい、
色やカタチ重さ…いろいろあります。
育てる作物によって、土の向き不向きがあり、
『相性』のようなものが
土(畝)と作物には有るということが分かりました。
この『相性』の有無も、人間と同じですね(笑)。
今後私が植える作物全部に対応可能な土にする為には、
いろんな種類の土を混ぜればいいと思いました。
そして、あらゆる土(価値観)を網羅した人間になれば、
あらゆる価値観に臨機応変に対応の出来る
…心の器が広い人格が出来てゆくように思いました。
さいごに『草』です。
「寒い寒い〜」と言いながら作業をしてて、
ふと畝を見ますと、雑草に目が止まりました。
すると既に春の雑草が生えていました。
「寒くても、もう春なんや」と感じました。
ささやかな『春』という“兆し”を
敏感に感じられる感性を持つ私でありたいと思いました。
(私、チョット鈍感過ぎますので・・・^^;滝汗☆)
<つづく>