昨日より、いつもの洞川温泉でこもっています。
雪はありませんが、
超閑散期で私以外観光客はほぼおりません。
私はいわゆる閑散期しにしか、ここには泊まりに来ません。
戸開けの時期や夏期などの繁忙期に滞在しますと、
外からやって来たありとあらゆる人間がうじゃうじゃいて、
それらから発する“気”によって、
“自分自身との対話”が弊害されたり、
逆に疲れる・落ち着かないからです。
そんな環境は大阪での生活(娑婆の世界)と同じでありますので、
私がここに来る理由は無く、無意味だと捉えております。
また、余程の理由がない限り、一人で来ます。
私にとってのこの行為は一種の『修行』であり、
観光・遊びではありません。
私にとって四国遍路が『動(陽)の修行』であり、
この洞川や吉野での時間は『静(陰)の修行』と
位置づけています。
だから荒行をする訳でもなく、じーっとこもっています。
自身を更に律し、冴えさせて鍛え、
自他共にさらに良い人生を歩む為に、
この霊峰(聖地)に身を投じに来ています。
1300年以上の悠久の歴史の中、
守り抜かれ培われて来たこの霊峰の地場は強烈に澄み渡り洗練されていて、
しかも私(の魂)に合います。
恐らく、この霊峰の神・仏たちが人間に与えるものと、
私が求めているものが合致しているのだと思われます。
娑婆の世界での人と人の間の生活に疲弊した時や、
自分を見失いそうになった時に、
ここに来て自分自身を取り戻す、
また自分自身に還る作業(精神・心の調律)をしたくなります。
そんな場所がこの世(しかも自宅から70キロ圏内)に
存在することに、大いなる感謝の念を抱いております。
そんなかんだで、
地元の人以外いない標高820メートルの『天空の聖地』にて、
日々のせかせかした暮らしの場を遠く見下ろし、
客観視しながら、ゆっくり散策したり、
うたた寝したり、お仕事したり、本を読んだり・・・しています。
ある方からの紹介で「海の武士道(工藤俊作艦長の話)」という
ちょうど20分の動画を教えて頂き、先程まで観ていました↓
https://www.youtube.com/watch?v=WeUsX7wmZwM
その方もそうだったそうですが、号泣。。。
真の武士道とは、真の日本人(私)のあるべき姿とは。。。
深く考えさせられました。
その後、45分程度の「台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡」も
観させて頂きました↓
https://www.youtube.com/watch?v=bgxKmScdT_s
これは以前テレビで観たような気がしますが、大いに感動いたしました。
ほんと、多くの先人達の「おかげさま(恩)」に生かされているのだと、
更に深く感じました。「義に生き、恩に生きる」という真の生き様を、
目指して参りたいと思います。
さて。これからまた村の中をブラリ散策しに行きます(^^)♪