お遍路に行ってマシタ。

<倫理法人会の仲間・加賀さん&東野さんと♪→>

フェイスブックの方ではマメに書かせて頂いておりましたが、

5月23日・24日と、四国遍路行に行っておりました。

今、その体験報告日記の構想を練っております(笑)♪

・・・その体験記の「前段階」のお話といたしまして・・・

私は今まで、

四国遍路行は、自分一人だけで行っておりました。

荒行を通して『自己内観』をするためには、

誰かと一緒に行く必要もないし、

誰かが側にいると、気が散って、内観が出来ないので、

誰かと行きたいなんて一度も思ったことはありません。

私は『行者タイプ』の人間であり、

山で一人で、荒行することに喜び(歓喜)、

そして人生や宇宙の根本(=幸福)を見出す種類の人間であります。

ですので夜一人で宿坊に泊まったり、

長時間誰とも話すこともなく一人で黙々とお参りすることに

恐怖や寂しさを感じることはありません。

そもそも私は物心つく前から、単独行動が好きな人間ですので、

とにかく自由奔放が好きで、束縛という文字が一番嫌いな人間で、

『三つ子の魂百まで』状態ですので、

このような性格は基本的且つ根本的には今後も変わりません(笑)。

だけど、今回以降、

今までに一度も自分に必要と感じたこともなければ、

断固として避けて通って来た

「人様と一緒に行く、乗り物遍路」に敢えてその場に身投げをし、

挑戦しております。

その理由は、私が四国八十八ヶ所霊場の

「公認先達」になったからであります。

それ以上もなく、それ以下もありません。

たったそれだけの理由であります。

好きでこの遍路スタイルに身投げをした訳ではありません。

どんな理由・経緯であれ、私は先達になってしまいましたので、

私は先達の本来のミッションであります、

誰かの四国遍路をサポートしなければならないという義務感にかられ、

ご縁ありまして、四国遍路の講の方々と一緒に

今回、団体での乗り物遍路に挑戦することにいたしました。

私にとって、誰かと一緒に行く・・・

つまり「人様にペース(心)を合わせる」という

遍路実践は、本格的にはほぼ始めてで、

はっきり申しまして、私にとってはハイレベルの苦行であります。

(恐らく、私の人生の上においても、そのような修行は避けて通って参りました)

まだ一人で歩き遍路している方が、精神的にしんどくないです。

とにかく、お遍路初心者の方やお年寄りの方のペース(動き)が

あまりにも遅い上に、無駄や間違いが多く非効率なので、

最初はそれが苦痛で苦痛でたまりませんでした。。。

(中途半端に経験値がありますので、それが観得て苦痛に思ってしまうのです。

私は初参加でしかも、実年齢は圧倒的に年下ですので、

誰にも物を言える立場ではありません・・・ヘンな心の葛藤がありました)

しかも、歩き遍路(誰の指図もなく、自己責任の上で自分の意志で動くこと)が

大好きな私が、出来る限り歩かないように済むようにと徹底された車遍路で、

ずっと車という狭苦しい箱に閉じ込められ、

(自分がハンドル握って運転していないので余計です)

苦行の中の苦行で、喜びも何も苦痛以外にありません。

ですのでおかげさまで、

思い存分「一人歩き遍路」に再挑戦したいと思うようになりました(笑)。

・・・駐車場とお寺の敷地内が離れている場所は

私はどっちに行けば、何があるのか分かっておりますし、

自分のペースでさっさと歩きたいですので、

しびれ切らして、たったったた〜〜〜っと

慣れた足取りで山道を登ったり下りたりしていました(笑)。

私の短いこの38年間の人生で、

こんなにも団体行動に徹した時期は、

学生時代のクラブ活動以外にはありませんでした。

だけど、そんな苦行・苦痛の2日間の中で、

だんだんと『団体遍路の良さ』というものが観得て参りましたし、

私自身が団体遍路に敢えて入ってゆく必要性も観得て参りました。

それはまた明日以降に書かせて頂こうと思います。

ですので、これからは、団体遍路(誰か)の『お世話役』と、

今まで通りのマイペースの一人遍路と同時進行で、

その2つの遍路修行をして行こうと肚を決めた次第です(%ニコ女%)(%星%)