<66番雲辺寺行きのロープウェーのりばにて。
アイスクリン、ほうばっております・笑>
5月23日(土)朝。大阪・難波に集合して、
10人乗りの大きな車と、5人乗りの乗用車とで、
四国遍路に行きました。
大阪府倫理法人会の仲間であります、
還暦を迎えられたおじさま・田渕さんのお父様が
およそ50年前に創設されました
「大阪楽心会」という四国遍路の『講』に
参加者の一人として参加させていただきました。
この「大阪楽心会」の乗り物遍路は・・・
①田渕さんのお父様の時代から長年参加され続けている
おばあさま方
②田渕さんの知人で、一人で遍路が出来ない・したくない方、
また、いつか一人で遍路をしてみたくて、
その前段階として参加されてはる方
大きく分けて以上2パターンの方がおられました。
先日のこのブログにて書かせて頂きましたが、
私は乗り物(車)遍路で且つ団体遍路は好きではなく、
ずっと避けて来ました。
その理由は、
①私は誰に頼らなくても、
一人でお遍路が出来る境遇にあり、その術も持っている。
②私の場合、『自己の内観』が主たるお遍路の目的なので、
誰かと行くと気が散って、その目的が達成出来ない。
③そもそも論として、団体行動がニガテな性格。
④長時間一人で行動しても、怖くも不安もない性分。
しかしながら、摩訶不思議なご縁がありまして、
四国八十八ヶ所霊場界の「公認先達」に
なることになりましたので、
知人の方々が主宰されているお遍路の講に
参加させて頂こうと決意をいたしました。
ということで、
今までのお気楽&マイペース、
そして優雅な『おひとりさま遍路』とは
全く違うお参り方法に、最初は大いに戸惑いました。
だけど、みなさん和気藹々と一つの輪となって調和し、
和を描く有様(ありよう)に
「こんな遍路のジャンルもアリやな」という確信を得ました。
お遍路のしんどさ、そして素晴らしさを
今という時代(中今)を一緒に生き、
一緒に行っているみんなで共有する。
そんな人々の想い(念)が今共鳴し合って、
供養(先祖供養から自分供養(癒やし)まで)を
一気に加速させ、そして成し遂げてゆく訳です。
一人でお経を唱えているよりも、
みんなが発するお経(心)が一つになった時、
その供養のパワーは、ケタ違いに高まるように感じました。
従って、先達という、お遍路さんの案内をする御役目の人は、
みなさんが一つの大きな和(大和)を描くように、
アノ手コノ手を使って、一般のお遍路さんよりもかなり
精進しなければならないということにも、
気づかせて頂きました。
一方、今回の団体遍路中、『フェイスブック』を通して、
かなりライブで(生中継的に)『今、こんな遍路しています』という
情報発信(広報&情報発信)をしていました。
これも私の「先達」としての実践、修行であります。
四国遍路の素晴らしさをライブでお届け出来る・・・
本当にいい時代になりました(^^)。
すると、「私もお遍路に行きたい。次は誘って欲しい」という
お声が出て参りました。
こんな感じで、ささやかではありますが、
1200年以上続く、四国遍路道を
より生成発展させるために、時代の礎になり、
次の時代に繋げて参りたいと思っています。
というような感じで、
今の私にとって団体遍路とは、
『先達見習い機会』のようなものであり、
「今後、お遍路の講のリーダーになった場合、
どこをどのようにすればいいのか?」ということを
かなりの時間、考えており、情報収集しておりました。
そんな中、2日目・24日(日)の朝、
昨年私を先達に導いてくださった、
引田大先達(お一人でお参り中)と、
バッタリ☆68番・69番のお寺でお会いしたのは
強烈過ぎましたぁ〜(>0<)!!!!!
ほんと、打ち合わせなしの人生神劇で
物凄い鮮烈な稲妻が走った気分でした!!!
で、おまけで?70番のお寺でもお会いしたので、
引田大先達もご自身で四国遍路をお参りする講をお持ちですので、
講を率いる先達として、あれこれと教えを乞いました(笑)。
そして私は確信をした次第です・・・
「人生とは、出会うべき時に、
出会うべき人(こと)に出会うようになっている」と。
それは『天と人との意志の合一』により成って来るというものです。
宿命と運命のクロスポイントに、
縁というものは立っている・・・ということなんだと思います。
いくら、自己努力したとしても、
それが『天の意志』に背いていれば、
結実成就することはありません。
「やれば出来る」の前提は、
あくまで、天の意志に沿っているというという
ことでなければなりません。
娑婆の世界には、己が持つ真実や天の意志に目を向けずに、
自らの煩悩により派生した、自分だけしか幸福にならない意志(事柄)を
天の意志でであるとあるように錯覚をし、
念ずれば花開く・・・と無駄な努力をし続けている人は多いです。
人間は宇宙・大自然の一部であり、
大自然という大きな宿命(絶対的宿命)の中に生きております。
つまり太陽の周りを公転している地球と同じ存在であり、
地球だけ、火星や土星と反対方向に回ることは出来ないのです。
従って大自然の法則(宿命)を的確に把握し・・・
それから、自らの使命役割りに気づき、
その上で、自らの運命をよりよくすべく、精進すべきだと
私は日々感じております(^^)。