目指せ☆国防女子?! 〜海上自衛隊 呉基地見学〜 後編

駅前にある「日招きの里」からタクシーに乗って、

潜水艦に関連する施設に入りました。

海上自衛隊 呉基地(呉地方総監部)ホームページ

http://www.mod.go.jp/msdf/kure/

海上自衛隊のお偉い方

(どれくらい偉いかは私は分かりません^^;)の

ご挨拶を頂いた後、施設に入り、

実際の潜水艦と実寸の操縦設備を備えた

練習するシュミレーターがあり、

実際にレバーを握って運転をさせて頂きました。

潜水艦を沈めると、それも傾きます。

一緒に行った13人の方々が

「うわー、傾いた〜!」と

一斉にいろんな所を握り始めました(笑)。

生まれて始めて潜水艦というものに触れたのですが、

潜水艦の操縦席からは外の風景は見れなくて、

レバー(ハンドル)の前に出て来る数字により、

今どれくらい、どちらに傾いているのか?とか、

どれくらい沈んでいるのか判断するとのことです。

しかも海の中なので、

自動車のように思うようにすぐに曲がりません(*_*)。

そのシュミレーターで私が触らせて頂いたのは

両手それぞれに握らせて頂いたレバーだけですが、

そのシュミレーターや本物の潜水艦には

各種様々なボタンや装置があり・・・

潜水艦に乗る為にはこれらを全て覚えなければならないのかと、

自衛官の方々にまずはそんな辺りのところに尊敬の念を感じました。

いろんなシュミレーターでは、若き自衛官の方々が、

潜水艦乗りになる為に一所懸命先輩にいろんなことを

キビキビと教わっとおられました。

最近独身女子の婚カツ相手として、

海上自衛隊の男性人気らしいですが、

そんな真剣にキビキビと私たち国民を守るために

日々練習され精神を練磨し続けておられる姿は正に

“オトコの中の男”本当に素敵でした。

やはり“オトコ”という生き物は、

守るべき存在の為に、雄々しく覚醒し、

美しくなってゆく存在のようです。

そうなると、娑婆の世界に蔓延る男性は

ヘンに歪んで“平和ボケ”しており、

男性性を磨く機会が無く、女性化するか、

もしくは男性性を持て余し、

己の利益のみを守り快楽の追求に走り、

迷走しているかどちらかであります。

海上自衛隊が持つ18の潜水艦で最も新しいという

『はくりゅう(白龍)』に乗せて頂きました。

全体の3分の1程度しか海面に出ていないので、

中に下り立った時は、『広い』と感じましたが、

見学で45分くらいおりますと、

だんだん外に出たくなって来ました。

潜水艦は水の中に潜りますので窓がなく、

直径70センチ程の丸い出入口が

潜水艦上部に3つあるだけです。

ですので、いくら空調設備が万全であっても、

何となくうっすらと機械や油

また人間や食べ物などのあらゆる臭いがします。

しかも、その潜水艦はMAX65人程が乗れるそうですが、

自衛官の方々の『寝室』というものがほぼ無くて、

各種機械の横やミサイルの下などの僅かな隙間に

クッションを敷き、眠っておられるとのことです。

例えばハワイ等に訓練等に行く場合、

片道数十日も潜水艦の中にい続けるそうで

(24時間を3交代制にしローテーション組んでるそうです)、

潜水艦に乗れる自衛官は神経が過敏だったり、

精神が細い…閉所恐怖症の人ではなく、

余程の肝が座った方でないとダメだと感じました。

シャワーやトイレも、

四方が1メートル以下の狭い箱の中にある感じでした。

そんな過酷な環境で、働き続けることが出来る理由は何か?と、

私は行き交う自衛官の方々を静かに観察しながら、

考えていました。

そして出した答えは『使命感』です。

国を守る、愛する家族を守る・・・そんな使命感です。

尖閣諸島などに出没する不審船の衝突事件がありましたが、

わが国の国土から遥か先にある海に横たわる国境界隈で

今起こっている様々な国家的危機をモロに感じているのは、

自衛隊や海上保安庁の方々です。

そしてそれを知らない・・・真実を誰かの意図&策略により、

“知らされていない”のが、私たち国民であります。

『1億総痴呆(阿呆)化現象』の末期症状です。

そんな輩の罠にまんまと引っかかり、

大多数の国民は「目先の利益」ばかりに関心が行き、

例えば、たった1個の国会での法案が、

いつの間にか政治や利権争い道具に変えられ、

ピーチクパーチク罵り合い、

同じ我ら日本国民が真っ二つに分裂し、対立させられ、

その喧嘩模様を遠目から静かに観察している『火事場泥棒』に

我々日本国民が本来得るべき利益を

こっそり&ごっそり持って行かれているのです。

目先の利益を貪り、目先のライバルを倒すことに囚われ

肝心の我が国日本の国家の安寧が

確実に蝕まれていることに気づいていないのです。

(本当の『敵』が誰なのか?どこにいるのか?

冷静沈着になり、大局的に

本来一つしかない真理を観通している

日本人がほぼいないのが、残念でなりません。

これは政治の世界だけではなく、娑婆全般に言えることです)

南無阿弥陀仏。

もう「南無阿弥陀仏」としか言いようが無い程に

末期症状です。憤りや哀れという感情を通り越して、

空を見上げて『諸行無常の響き』を感じています。

ある自衛官の方がおっしゃていた

お言葉を強烈に覚えています。

「私たちの活動は、

『誰にも読まれることのない可能性の高い本を

作り続けているようなものです…。」と。

その言葉には表現するのが難しい程の

様々な自衛官の方々の想いや今の世界・社会情勢を感じました。

私たちの国が、平和であればある程に、自衛官の方々が活躍し、

私たちの日常生活の中でお見かけすることはありません。

私が暮らす八尾には小さな空港があり、

そこに陸上自衛隊の駐屯地がありますので、少しはありますが。

しかしながら、誰にもほとんど読まれることのない本が、

読まれてしまうという国家的危機が、

確実に増えています。

領土侵害だけでなく、国内の地震・噴火・水害等の災害もです。

自衛隊が未来永劫『誰にも読まれない本』であり続けることの出来る、

真の平和な状態ではない…ということです。

『読まれない本であり続けて欲しい』誰もが願っています。

しかしながら、ごくごく一部の人間(サタン)の策略

(全てを所有・征服したいという欲)により、

我々日本人は、その本を読まなければいけない状態に

させられつつあるのです。

そんな微妙な危険なバランスを今、

かろうじて保ち続いているのが、

今の我が国の現状であります。

安部総理大臣も命がけで必死に

“最悪のシナリオ”にならない為に、

踏ん張っておられるのだと、私は観ております。

・・・ほんと、この娑婆の世界って、

どうして真理が2つ以上あるのでしょうか。

(っていうか、人間の数だけ真理がある)

みんな「自分は正しい」って罵り合っています。

私が冷静に観察いたしますと、

この娑婆には「100%」というものは存在しない。

つまり、100%正しいということは存在しないようです。

おのおのが「真理(正しいこと)」だと思い込んでいるのは、

どうやら「価値観」という日本語が最も近いようです。

ちょっと別の日本語は「主観」でしょうか。

我々人間が、誰かから何かから真理(正しい情報)を

得たいを真剣に思うのであれば、

「価値観」や「主観」というものを常に意識して、

あらゆる情報を吟味し、取捨選択しなければならないと

日々慎重にまた注意深く、考えております。

ま、いろいろとウンチクを記させて頂きましたが、

「百聞は一見にしかず」で、

今回ステキなご縁に恵まれて

実際に、自衛隊の基地に足を運び、

現役の自衛官の方々と交流をさせていただき。。。

大阪防衛協会にも自らの意思で入会させて頂きました。

これで更に、自衛隊というものを通して、日本の国家防衛について

真実を見極めて参りたいと考えております)

出来る限り自らの価値観や主観を排除し尽した、

真理や客観を手にし続けて参りたいと思います。

ありがとうございました。