人はそれぞれに様々な
【真理真実のカケラ(要素、ごく一部)】を知っています。
それを例えるならば、
1000ピースあるパズルのうち、
あちこちのピースを10個だけ持っているという状態。
が、この10個の絵面だけ見て
『このパズルは犬の写真のパズルだ』と
あたかも1000個全てを持っているかのように
錯覚をし(しかも、他のパズルのピース
【つまり“虚実”のピース】も持っていたりする)、
自分自身の認識が正しいと思い込んでいて、
その誤認識により人を勝手に裁いたり批判したり・・・
また逆に自分自身を責める道具にし、
自らの手により地獄に堕としているように感じています。
何故10個しか持っていないにもかかわらず、
1000個(全て)を持っていると錯覚をしてしまうのか?
それは、煩悩がなせる業・・・
物事を歪め間違って認識する罠であります(過信・不信)。
我儘な心、その人間が持つ業・カルマ(罪)の影響のようです。
赤ちゃんのようなすなおな心・謙虚な心を持った人は
『ありのまま』が見え
「私は10個しか持ってないけど、
実際は1000個くらい必要なパズルだわ」と
直感的に分かります。
まずはあれも欲しい・これも欲しいという、
娑婆世界に存在する全てのモノカネ・権力や
名誉を貪り倒す心を捨てたいと願い、
まずは身辺に存在する余計な“もの”をシンプルにすべく、
断捨離することから始めるべきかと思われます。
各種煩悩の影響を意識的また無意識に受けて、
あれこれと抱え過ぎて本当に大切なもの(真理真実)がどれなのか?
見失っている人は多いと感じる今日この頃です。