四国遍路2015冬 つれづれ日記 【その4】

「これぞ、ホンマモンの僧侶(>0<)☆」

今回マイカー遍路していた際、

3日連続でお会いしたバス(団体)遍路の方々がおられます。

先に行ったり行かれたり・・・

だけどペースが同じで、ご縁があって嬉しかったです(^^)。

団体さんの名前は『智山専修学校院』。

真言宗「智山派』のお坊さんの卵ちゃんたちです。

研修か、修学旅行かで、

バス遍路で四国遍路されておられました。

バスから降りられて、そしてバスに戻るまで一切私語はなく、

駆足で各種作法を済ませた後、本堂と大師堂でじっくりと読経。

私達素人?のお遍路さんとは

お経の内容がかなり違っていました。

そしてお経の唱え方がものすごいんです☆

30人程の若き僧侶(の卵ちゃんたち)の声が

綺麗に揃っていて、

一人の大きな声のように境内をこだましていました。

その声がまた美しき清らかな声なんです!

こんなに初々しく美しく清らかな読経は初めて聞き、

惚れ惚れいたしました・・・

正に【言魂】。

その場所にいる人や、場所自体が清められて、

清々しい風が吹く。。。

その様はあたかも『五月雨(さみだれ)』が、

庭の岩に付着した瞬間の初々しさ ・・・

これから益々深め高めてゆく信仰・救いの道。

清々しい若者に出会い、私も清々しくなりました。

あんなお経を唱えられたら・・・

いろんな人を、本当に救えそうな感じです。

きっと純粋無垢な仏心豊かな若者たちなんでしょうね。

いろんな厳しい授業(修行)を乗り越えて来た若者たち

だからこそ、あんなに清々しいお経を唱えられるのだと感じました。

ほんと、自分の読経の仕方を根本的に恥じた瞬間でもあり、

また、目指すべき方向がまた一つ明確になった瞬間でもありました。