「先を読む 推測する力」を養うには?
凡事徹底・終始一貫だと思います。
物事を結実成就させる為の健全なサークルは、
①的確な準備・②徹底・③後始末 です。
③は次の物事の準備に続いてゆきます。
例えば、工作をして、一つの作品を完成させます。
完成して後始末をしなければ、
工作の時に使用したのりやはさみが
いつの間にかどこかに行ってしまいます。
で、次の工作をする際に、
「あれ?はさみとのりが無い!」と
何も生産活動をしない『モノ探しの時間』を浪費してしまいます。
そしてそれに同時進行で精神的にダメージを受け、
いいことが何一つもありません。
ある組織のみんなが使う物入れに
時々視線がゆくので、あれこれ見てみますと、
所定の位置に所定の物が置かれてなかったり、
配布資料の向きがバラバラに置かれていたり、
一週間前に使用した資料の余りがそのまま入れられていたり・・・
だんだんと、誰がそんな置き方をしているのかを特定しまして、
「ああ、成程。ありゃー、『見た目騙し』で
口だけで実践が伴って無くて仕事出来へん・信用出来へんなぁ」
という烙印を私は押しております。
たかだか、資料の片付け方法ですが、
そんな些細なことから、
その人の本質(心の中)が観得て参ります。
それが何故か?
その人の心の中にある事柄しか
言動として表面化(見える化)して来ないからです。
ですので、誰も見ていなくても
(っているか、天と自分は必ず見ている)
面倒くさがらず、また手を抜かず、
凡事徹底・終始一貫しなければ、
そんな悪いクセが肝心なところ(大きな舞台)で出てしまい、
ボロが表面化してしまうことを
私達は肝に銘じなければならないと考えております。
【写真】66番雲辺寺ロープウェイにて