「きんかん」

私の父親が、どこかから貰って来たきんかん。

きんかんを見ると思い出す人・・・

それは“おばあちゃん”(父方の)。

おばあちゃんは、近所の「おもや」に住んでて

私が16の時(22年前)に亡くなりました。

今はもう枯れたかヒッコ抜いて無いけど、

昔「おもや」には、

高さ1メートル程のきんかんの木があって、

この時期になると、おばあちゃんが

私たち孫の為に、ビニール袋にどっさり入れて

きんかんを持って来てくれました。

おばあちゃんなりの孫への愛情な訳ですが、

当時の私からすれば、

「きんかんではなくて、お菓子がいいな〜」って思って、

きんかんはあまり食べなかったりしていました。

ほんと、なんと『おばあちゃん不孝者』なんやと

反省懺悔しっぱなしです。

この歳になって分かる・・・今日この頃です。

そんなかんだで、いよいよ今月14日に39歳を迎え・・・

それを記念して、またまた『お四国』に行こうと計画中です。

今回はチョット変わったお四国参りをすることにしています。

(またご報告させていただきます)

生前、バスで2周、四国遍路をしていたおばあちゃん。

私のお遍路行が、ちょっとでも『追善供養』になっているといいなぁ。

追伸:私の父親も、きんかんを見て、おばあちゃん(自分の母親)を

思い出しているのかも知れませんね。