徳川家康の名言「東照宮遺訓」


人の一生は重き荷を負うて 遠き道を行くが如し 

急ぐべからず 不自由を 常と思えば 不足なし

心に望みおこらば 困窮し足る時を思い出すべし

堪忍は無事長久の基

怒りを敵と思え

勝つことばかり知りて 負くるを知らざれば 害その身に至る

己を責めて 人を責むるな

及ばざるは 過ぎたるに 勝れり

【現代語訳】

人の一生は、重い荷物を背負って遠い道を歩いて行くようなものです。

急いではいけません。

自由にならないことがあたりまえのことだと思えば全てが満足できます。

心の中に望みが起きたならば、とても困った時のことを思い出しなさい。

耐え忍ぶことは、健康でおだやかな状態を長く続けるもとであり、

怒りは自分に害を与えるものと思いなさい。

勝つことばかりにこだわって負けることを受け入れられなければ

悪い事が身の上に起こるでしょう。

自分を責めて他人を責めてはいけません、

慎むことはやり過ぎることより勝れているからです。

・・・「人の一生は重き荷を負うて 遠き道を行くが如し」という冒頭部分は

以前より知っていましたが、全文は知りませんでした。

改めてちゃんと調べ、改めて名言やなぁ。。。と感動いたしました(^^)。

写真は自宅前の土の道。私の車に踏まれ・・・

父の草刈り機にも負けず、がんばって咲くタンポポの姿に、

生きる姿【ど根性】を見たり(>0<)!!