梅雨なき北の国から、梅雨入りの大阪へ戻る。
真下に雲海が拡がる。
純白で、なんと美しいんやろうか・・・。
まるで死んだ後に、天使のような羽を使って、
天国までゆっくり昇天している気分(笑)。
だけど、この雲海の下では、
梅雨のジメジメした天気のような・・・
そこで必死で生きている人間たちの心は曇り、
時に激しい感情の雨が降っている。
また夕方になると雲は赤みを増し、
そして夜<暗黒>の不満・不安な世界に堕ちてゆく。
かの徳川家康公は
「人の一生は重荷を負うて、遠き道を行くが如し・・・」
と言った。
人知れず涙を流し、誰にも言えず、
一人で墓場まで抱え込んでいかなければならいことを
持ち続けている人も多い。
だけど私は信じる。
雲海の下はジメジメし、
すっきりしないグレーな世界であったとしても、
それ自体が全て【善】であり、
美しきそして愛すべきものなんだ・・・と。
自らが、自らに起こることが全てが【善】だと、
絶対的肯定感に満たされ、
天に全てを任せて委ね切った時、
人間は真の自由を得る。
今こうして飛行機に乗り、
雲海を見下ろし、
上には青空【幽なる世界と一体化する、
無限の拡がりのある宇宙】が
観得るような境地に、
生きながらにして達することが出来るのではないか・・・?
そのようなことに対して、
ちょっとずつ、
だんだんと確信を掴んで来つつありそうに感じた、
時間となりました(^人^)☆