昨晩、おかげさまで無事八尾に戻って来ました♪
とりいそぎ、旅のご報告を。。。
—————————-
6月17日(金)。
朝5時半から善通寺の「朝のお勤め」に参加するなど、
善通寺を思い存分お参りさせて頂きました。
善通寺は弘法大師空海がお生まれになられた、
由緒ある場所です。
その後「善通寺駅」まで歩いて移動し、
一気に愛媛県伊予西条市「石鎚山駅」
まで行きました(^^)。
途中、「アンパンマン列車」とすれ違いルンルンでした♪
http://www.jr-eki.com/aptrain/
そこからまた歩いて、64番・前神寺まで行き、
そこに勤めておられる知人のお坊さんと
あれこれお話しさせて頂いた後、
四国八十八ヶ所霊場会・公認先達の「昇補」の
申請申込書を提出させて頂きました。
(私はこの前神寺さんの推薦を受け、
先達にならせて頂きました。そのお礼も含めまして今年3月、
この前神寺さんの大師堂に燈明台<ろうそく立て>を
修繕奉納させていただきました)
ちなみに、この前神寺は江戸時代までは、
石鎚神社と一心同体だったのですが、
明治政府による廃仏毀釈により、
分離されてしまったお寺です。
ということでこの前神寺は、石鎚修験道の総本山で、
役行者開創の石鎚信仰の中心的存在であり・・・
私が最強MAXで好きな大峰修験道と
兄弟分のような感じなんだそうで、
私がこの前神寺で先達の推薦を頂いたご縁を、
強烈に感じております。。。南無神変大菩薩(ー人ー)☆
公認先達には階級があり今は、
一番ヒラの先達ですが、ある一定の条件を満たすと、
階級が一つ一つ上がって行きます。
そのことをお四国のコミュニティでは
「昇補(しょうほ)」と呼ぶようです。
私は自分自身の思うところ・・・ある信念があり、
昇補し続けるという道を選びました。
言わずもがな、先達の階級が上=人間的にも上
という訳では決してございません(笑)。
個人的には、「なんちゃって」という名前の
先達の階級並びにワッペンが欲しいと思ってます(更に、笑)。
ほんと、40歳にも満たない独身女子が先達
(先に達する)なーんて、
チャンチャラおかしな話ですワ〜(^^;)。
私自身がその可笑しさを一番理解しています。
だけど、これも全て・・・
私たち人間の思惟を超えたところにある
【ご縁】あってのことであります。
自分の器やレベルがどうであれ、
何であっても、ご縁があるものは、
喜んで受け切らなければなりません。
ほんと人生って、何とも言えない可笑しさや侘しさがあり、
訳もなく泣けて来て・・・そして笑けてきます。
ほんと、どうして今私はこの【人生 〜お四国の道〜】を
歩み続けているのでしょうか?
その道の先・・・ゴールには一体何が待っているのでしょうか。
分かりません。
だけど、分からないからこそ、人間は努力し、
精進し続けるのではないでしょうか。
何月何日何時何分何秒にあなたはこうなります、
ああなります・・・って最初から分かっていれば、
人は一所懸命努力することを
捨ててしまうのではないでしょうか。
だから敢えて「常に分からない」という
選択をしたいと考えています。
観得る幸せ、そして観得る不幸・・・
陰陽両方の面があり、だけどどっちも表裏一体なのが、
この娑婆の有り様のようです。
・・・前神寺からも、ダーダーと汗をかきながら
どんどん歩き遍路をし、
今は伊予西条駅近くの「ジョイフル」で昼食&
休憩&仕事しました。
「ジョイフル」は、お四国参りしていれば、
【ご用達】になるほどに四国各地にあり、重宝しています♪
ダーダー汗をかいておりますので、
ドリンクバーのモトは十二分に取れます(ニヤリ。)
涼しいジョイフルを出て、またしばらく歩いて、
私を先達の世界に導いて下さった、引田大先達とお会いし、
お四国参りに関する、いろいろな情報を頂いておりますと、
引田大先達の知人のおじさま(これまた凄いお遍路さん!)が現れ
そのおじさまにもあれこれ教えて頂いた後、
偶然、私がその後向かう新居浜在住の方でしたので、
おじさまの車で新居浜まで移動しました(ー人ー)☆
17日夜は、新居浜別子倫理のおねえさん・しのぶさんと
ワイワイ楽しく夕食させていただきました(^0^)☆
こんな感じで四国各地に知人友人がおり・・・
本当に有難い・嬉しいなぁ・・・とかみしめております。
翌日・18日(土)は再び電車で善通寺まで戻り、
私が入っております「巡礼遍路研究会」の総会&研究発表会に
参加させていただきました。
この会は、名前の通り、お四国を中心とした、全国各地の霊場が好きで、
研究肌の方が多い会です。
当然、お坊さんや仏教系のことが専門の大学の先生も多いですが、
私たちのような一般人も多く、その一般の方々が好きで、
あれこれ研究をされており、この会の活動媒体を通して、
その研究発表をされていました。
で、せっかく善通寺で・・・ということですので、
善通寺の管長さまの講演もありました。
(内容は、四国遍路のマニアック過ぎる内容ですので割愛します・笑)
四国遍路は、ひたずら歩き続ける・札所を周り続ける・・・
という実践主体の修行の場ですが、
実践をしておりますと、あれこれ疑問に思うことがあり、
その解決方法の一つとして、諸先輩方の研究発表(知識)を
得るということは善いことだと感じました。
最近は、インターネットという便利なツールがありますので、
各種研究発表を気軽に閲覧出来ますので、
これからも、実践(修行)を重ねながら、
いろんな人にいろんなことを教えて頂き、
自らの実践のレベルを磨き上げて参りたいと思います。
で、この巡礼遍路研究会は、大阪の知人の方々も何人か入っており、
帰りは、その方の車に便乗させて頂き、大阪まで戻って来ました。
・・・このような感じで、商工会議所青年部の「うどん例会」から、
18日の「巡礼遍路研究会」まで、
多種多様な方々と時間を共有し、
おかげさまでまた見聞が広まったように感じました。
ありがとうございました(ー人ー)☆