司馬遼太郎小説ネタ。。。♪
『竜馬がゆく』で、幕末の志士の視点で
幕末〜維新という時代の激動期を読み、
次に『峠』で、
徳川幕府側に付いた越後長岡藩家老・
河井継之助の視点でその時代を読み、
更に『最後の将軍』で、
徳川慶喜の視点でその時代を読ませて頂きました。
同じ【明治維新】という現象であっても、
立場や役割によって、
捉え方が全然違うという至極当たり前の事実、
そして面白さを猛烈に感じています(^0^)!
そして今は『関ヶ原』を読んでいます。
我々日本人のアイデンティティを
形成する上で非常に重要な時期であった江戸時代
(260年以上続いた時代)が、
どのようにして形作られて行ったのか?
ということを読ませて頂いております。
なお、この『関ヶ原』は、
私の父が20年程前に購入したもので、
親子二代で楽しませて頂いております。
ほんと、「この国のかたち」
「私たち日本人とはどのような存在か?」等を
大いに学ばせて頂いております。
江戸時代は遥か彼方の時代で
現代を生きる私たちとは全然別次元の生き物・・・かと思いきや、
実はそうではなく、
一本の大きく長い大河で結ばれ紡がれ続けており、
過去を知ることは即ち今、
そして未来を知ることになります。
昔も今も、人間の本質的な部分は何も変わっておりません。
我々の国・日本はどこぞの国家とは違い、
断絶は一度もしておらず、
太古(神武天皇時代)より
脈々と続いている世界最古の国家であります。
当然のことながら、
司馬先生のフィクションや想像が含まれている歴史小説ではありますが、
冷ややかな標本のような歴史教科書とは全然違う、
血の通うカラフルな感じで
歴史上の我々の先祖たちのドラマが再現され、
何とも言えない感動や面白さがあります。
私の脳裏には、フルカラー映像で、
歴史上のあらゆる人たちが活き活きと
人生を謳歌されている姿が映り出されております。
毎日毎日、隙間時間でちょっとずつ読んでいます。
次読むものも既に購入しており、
読む時間が少なくて、
ちょっと残念ですが、
ボチボチ読ませて頂いております(^^)♪