前神寺に深いご縁のある、
引田大先達と出会ったというご縁で、
このお寺の推薦で私が2年前、
四国八十八ヵ所霊場会「公認先達」に
ならせて頂きました。
その御恩があり、
お寺の大師堂前にある灯明台の修繕奉納を
「大阪楽心会 公認先達」とし
て昨年、させていただきました(ー人ー)☆
そして本日・20日。
「前神寺先達会」という、
私のように前神寺で先達の推薦を頂いた方等が
集まった会合が初めて開催され、
45名程参加されました。
私も300キロ程、
マイカーぶっ飛ばして行って参りましたぁ〜(>0<)☆
前神寺は「真言宗 石鈇派」の
総本山になります。
真言宗の一宗派を立てておられます。
ですので「住職」ではなく
「管長」さんがおられます。
先達会では、管長の佐々木善康師から、
この前神寺の歴史や、
公認先達としてのあるべき姿など、
短い時間でしたが、
大変中身の濃いお話をいただきました。
この前神寺は奈良・大峰山の開祖でもある
役行者(えんのぎょうじゃ)が開創されました。
ここが石鎚修験道の中心だったのです。
しかしながら、
明治4年の明治政府による
神仏分離令政策により一時廃寺に追い込まれ、
江戸時代まで前神寺がやっていた事の多くを今は、
明治以降に出来た別組織である石鎚神社が
継続の形を取っているということです。
この前神寺は江戸時代、
西條藩がおさめていました。
歴史というものは時に残酷であり、
紀州徳川家の血統が支配していた関係で、
そんなことになったのもあるかも知れませんね。
ちなみに、
だから今でも前神寺は徳川家の「葵の御紋」です。
当時は徳川家と深いご縁があったようです。
個人的には、役行者が理屈なしに大好きなので、
役行者&蔵王権現様にご縁深いこの前神寺で、
たまたま公認先達になれたのは、
奇跡レベルの幸福感がございます(T人T)☆
同日夜7時半からは、
同所にて「権現様縁日」という、
毎月20日夜にご開帳される三体の蔵王大権現様に、
身体の悪い部分や痛いところをゴシゴシ当てて、
各種平癒を祈願するという行事がありました。
今日で2回目の参加で、
だいたいの雰囲気は分かっておりましたので、
心してお受けさせていただきました。
何とも表現し辛い、
デドックス&おかげのパワーが強烈にあります♪
その後、護摩堂に移動し、
狭くて暗いお堂の中に50人が詰めて座り、
迫力満点の護摩焚きっ(>0<)!
般若心経や不動明王のご真言
(のうまく さんまんだ ばざらだん
せんだ まかろしゃだ
そわたや うんたらた かんまん)を、
ひたすらリピートで唱え続けます。
音頭取りの大きな太鼓が
ちょっとずつ早く大きくなって行き、
声のスピードも、
私たちが持つ手錫杖のスピードも加速していき、
やがて大きな一つの力と成り・・・
これがまた何とも言えない、
強烈な昇華のパワーと言いますか、
各種成就・成仏の加速がケタ違いに
上がっていくのを感じました。
凄い。凄すぎ!!!
ほんと、ありとあらゆるものを超越した&
1300年の歴史に裏付けされた、
日本の信仰の【凄み】をまざまさと感じました。
ヤバイくらいに大満足的幸福感・・・
萌え〜なよしこちゃんです(笑)。
・・・先達会にて、
「一番若手先達」というそれだけの理由だけで、
マイク持って10分程、
自らの遍路体験の報告をさせて頂いたのですが、
その後、佐々木管長が御声をかけて来てくださり、
いろいろとお話をさせていただきました。
管長さんだけありまして、
本当に器の広い、あったかいお人やなぁ。。。と感じ、
深く感激いたしました(ー人ー)☆
4月の土日に、前神寺の方々が、
石鎚のお山のあちこちにある行場を参る行事
(山修行・祈願)があるそうなんで、
思わず申し込みして帰って来てしまいマシタ。。。(爆)★
こっちは奈良の大峰と違い、
女性でも登れますので(※7月1日以外)。
あ、だけど私は大峰の
女人禁制は大賛成しております。
なぜかと申しますと、「男だけの道場」は、
この娑婆には絶対に必要だと
強烈に感じているからです。
これ以上現代女性が強くなって
ど〜するんですかって感じです。
ニッポン男子、シッカリしろ!
そして【本当の強さとは何か?】を的確に把握し、
命を懸けて愛する者を守れ!!!・・・と、
言ってやりたいこと日常茶飯事っ
(↑ぼそっと、ここのみで独り言。笑)★
男の道場に女が入って来ると、
男は気が散って、修行に専念出来ないし、
自分の弱い部分を隠して自らを偽ったり、
えぇ格好して、悟りを開き昇天するどころか、
女に見惚れ意識がそっちに向いて、
肝心の足を滑らし、崖から落ちて、
フツーに死んでしまいますからね。
なんのこっちゃワカリマヘンわ。(更に、笑)
人間、全て“ありのまま”を
大自然に対してさらけ出して、
反省懺悔し、許しを請い続けないと、
真の悟り(真実)を得ることは出来ないと、
自らの行体験を通してでも感じております。。。
そんなかんだで、
前神寺さんとのご縁も続いて参ります。
お四国各地に、
多種多様なご縁がいっぱい出来て、
本当にありがたいです。
南無大師遍照金剛(ー人ー)☆
【写真】
前神寺、、、いろいろ。
【前神寺 ホームページ】