先日、
梅雨空の大阪伊丹空港を飛行機で飛び立って数分後、
飛行機はグラグラ揺れて雲の中に入り、
霧のような真っ白な空間に突入しました。
「肉体から私の魂が抜けたら、
こんな風景の場所を通るかどうか・・・。」
そんなことをぼんやり考えながら、
時間を過ごしていました。
ちょっとした・・・
死んでからの予行練習(イメージトレーニング)です(笑)。
しばらくすると上空が明るくなり、
だんだんと青空が見えてきました。
当たり前のことなんですが・・・
地上から空を見上げると、
じめじめとした梅雨空でしかないのですが、
その梅雨空の上は真っ青な青空、
そして無限の宇宙が拡がっているという事実を、
飛行機に乗ることによって
まざまさと見せつけられました。
私たち人間の人生において、
心身が雲の中に入っていたり、
雨が降ったりするように感じる時が、
天気【天の気】と同様、起こって来ます。
ただ、これも天気と同じなのですが、
それは表面上の見せかけであり、
真実は飛行機から観る上空の状態と同じで、
人生そのものが、無限の青空・宇宙が拡がる、
果なき永遠の幸福の真骨頂なんだと感じました。
見せかけの・眼の前の現象に心囚われ、
人生の最大の不幸だと嘆き悲しみ、
自らの感情・見方で人生を不幸にするか。
それとも、梅雨空のその上にある、
見えざる無限の宇宙を観、
【生かされている】その意味と有難さ
〜真の幸福〜をかみしめながら、
淡々と梅雨空を噛み締めながら、
苦難をも超越し、この人生遍路道を謳歌するのか。
果たして、どちらの観方・捉え方の方が、
真の幸福を得ることが出来るのか。。。
明らかな真実でございます。
やがて飛行機が九州上空に差し掛かって来ると、
下に陸や海が見えて来ました。
九州上空は、美しくエネルギッシュな
夏色の空が拡がっていました。
今年の夏はすぐ側まで来ています。
人生って本当は、全てが調和の取れた美、そのものであり、
ありとあらゆる“カミ”の光に満ちた
【愛】なんだと感じています。
四十路街道の夏・・・
思い存分、謳歌したいと思います(^人^)☆