訳あって、先日徳島に行きました
(その理由はまた後日でも♪)。
四国霊場スタートの地「1番 霊山寺」
・・・久しぶりにまたここへ来ました。
せっかく徳島に来たので、
1〜10番までマイカーにて
個人遍路をさせていただきました。
![](/img/u43837/FI3995350_0E.jpg)
久しぶりに完全マイペースの一人遍路を
大マンキツさせて頂きました(ー人ー)☆
ヨは満足ジャ☆笑
途中、偶然知り合いのおじさまが仲間と一緒に
お接待所をされていて、
お接待を頂きながら1時間くらい
ステキに道草してました(笑)♪
四国88ヵ所霊場の魅力の一つは、
1〜88番の札所【同じところ】を
ぐるぐると回り続けるということかと思います。
かつて29歳の終わり、
一大決心をして始めてここに来ました。
それから10年ちょっとぶりにここに立ちました。
何とも感慨深いものがあります。。。
![](/img/u43837/FI3995350_1E.jpg)
7周目(一部は8周お参り済)にしてようやく、
自分のペースと言いますか、
焦らず地に足つけて、どっしりとお参りが出来つつあり、、、
少し【深み】が出て来たと、
自分の成長を感じることが出来ました。
ここに立っていつも思うこと、
それは【初心忘れるべからず】。
なぜ私は四国遍路道を歩むことを決断したのか?
誰に・何によって今も歩ませていただいているのか?
私の今生の人生の一つがここにあります。
そして2回、3回・・・と来る度に、
「私の【シンカ】〜進化・深化・神化〜の過程」を
確認しています。
![](/img/u43837/FI3995350_2E.jpg)
一回目よりも二回目、
二回目よりも三回目の方がシンカの度合いを
増して行かなければならないと考えています。
でないとやっている意味がありません。
これは自らに課したノルマであります。
四国遍路行では本当に多くのことを
学ばせて頂いておりますが、
その一つが「【捨てる・与えること】が真の幸福である」
ということです。
私は捨てるために、
また与えられる人間になるために四国遍路上で、
行をさせて頂いているのだと感じています。
この娑婆の常識では、
「何かを得ることや与えてもらうこと」が
幸せだと認識されています。
しかしながらそれは違います。
喜んで与えるから与えられるのであり、
喜んで捨てるから得られるのが真理であります。
たくさんの(マイナスの)感情【想念】を持つ程に、
またたくさんの(余分な・不必要な)ものを持つ程に、
それらから発する【罪】によって、
その所有者が潰されやすくなる・不幸になってゆきます。
![](/img/u43837/FI3995350_3E.jpg)
従って、自分自身の人生において
最小限必要不可欠なもの以外は捨てる・
喜んで他者に布施する(与える)ことをしなければ、
真の幸福にはなっていきません。
人間は与えられる(得る)喜びよりも、
与える(捨てる)喜びに生きなければ
本来の人間性を発揮出来ないだけではなく、
真の幸福を得ることが出来ないのです。
まだ暫くはこの四国遍路のご縁が続く感じですので、
更に我が“シンカ”に磨きをかけて参りたいと思います。
南無大師遍照金剛(^人^)☆
![](/img/u43837/FI3995350_4E.jpg)