10月9日(月)。
ご縁ありまして、大阪ブルーリボンの会
(http://osaka-blueribbon.org/)主催
「拉致被害者救出 府民の集い」に行って来ました。
日頃拉致被害者救出にご尽力されている方々や、
拉致被害者のご家族の方々から直接
お話しが聴けてとても善き時間となりました。
いろいろと考えること・気づくことがありましたが、
個人的な所感を少しだけ皆様にお知らせしたいと思います。
まず、13歳で拉致された、
横田めぐみさんの小中学校同級生の方が登壇され、
めぐみさんとの思い出等、お話頂きました。
小学校の卒業式の時に「流浪の旅」という歌を歌ったそうで、
その歌の中でめぐみさんが
「慣れし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり」という歌詞を
お一人で独唱されたとのことです。
それに加え、その時の卒業文集の冊子の名前が『荒波』・・・。
そんなこと考えたくもないですが、
めぐみさんの暗雲たる未来を予言したっぽい偶然の出来事のお話でした。
めぐみさんの弟・拓也さん(現・家族会事務局長)からも、
めぐみさんが突然いなくなった時からの横田家の
リアル過ぎて悲しすぎる事実を淡々と語って下さり、
何とも言えない悲しい気持ちになりました。
横田めぐみさんが突如いなくなった1977年の1年前、
当時の金正日が工作員をたくさんいろんな国に送り込んで、
それぞれの国から若者達を拉致して来るという指令を出したそうで、
日本でも日本海側を中心に、若者がどんどん消えて行きました。
で、ここからが日本政府並びに国家体制全体の闇・ブラックボックス、
即ち【大罪】の部分になって来るのですが、
地元八尾の元市議会&衆議院議員の故・三宅博氏からも過去、
あれこれとお伺いさせて頂きましたが、
荒木和博氏(特定失踪者問題調査会代表・
拓殖大学海外事情研究所教授)より、
客観的証拠に基づく衝撃的な事実が
どんどん口から出て来たのですが、
要は、当時の日本政府(自民党55年体制真っ只中!)の
中枢部の人間は、知っていたんですよね。
「若者がどんどん消えているのは、
どうやら北朝鮮に拉致されているらしい・・・」と。
警察の中枢部の人間もグルで知っていた訳です。
ところがどっこい、北朝鮮の工作員を取り逃がしてしまい、
どんどん連れ去られて行く訳です。
それだけ、日本の国家体制が、
北朝鮮の訓練された工作員にとっては、
拉致しやすかった訳です。
その工作員は、北朝鮮で工作員としての教育を受けて、
日本に密入国して来た輩もいる訳ですが、
その輩に協力した日本在住の人間も存在する訳です。
つまり、そんな輩が今でもこの国でノーノーと暮らし続けている訳です
(※北朝鮮の工作員は誰一人として
日本の警察に捕まっていません!これ衝撃の事実です)
当時の自由民主党のドン的存在の政治家が、
某北朝鮮系の大連合会組織との
太いパイプがあったとかなかったとか・・・
もしかしたら、その組織の息がかかった、
日本の魂を抜かれた人間が、日本の政治家になり、
日本の国益とは真逆の工作をせっせとやっていたのかも知れません。
とにもかくにも、長期間の一党独裁政権は権力が集中し過ぎて、
こんなことも起こって来るようです。
そんな意味では今の自民党は腐っています
(だけど、他に託せる真っ当な政党も存在しない・・・悲しすぎます)。
この日本には、以上のような非人間的なことで
儲ける闇の人間がある一定数存在しております。
この娑婆法則としては致し方がない部分もあるかと思います。
しかしながら、そんな人間の形をした
虫ケラが蔓延る環境を作っているのは、
その他大勢の【無関心】【自分さえ良ければいい】という
人間が構築する社会的風潮【即ち、気】です。
結局、今日まで拉致問題を始め、多くの地域のまた国家の、
そして地球規模の問題を解決出来ないのは、
人間の我儘や無関心さに他なりません。
1990年代、拉致問題が隠し切れなくなり公に出て参りました。
やはり、地球とは人間とは、
【自浄作用】があるのだと、ちょっと安心しています。
そして何より、横田めぐみさん等拉致被害者のご家族の方々が、
【無関心】【自分さえ良ければいい】というしがない世相の場所から、
一所懸命自分たちの家族を北朝鮮から取り戻そうと
必死を頑張って来たことが、
ちょっとずつ【無関心】【自分さえ良ければいい】という世論を変え、
政治家たちも変えて来たのです。
そのすさまじい過去40年の活動を
リアルに聴かせて頂き、涙、涙です。。。
ほんと、いち日本人として、
ここまでこの問題をほったらかしに来てきた
自分を恥じた次第です。
だけど、過去40年間、
ずっとブラックボックスに入っているこの問題を
根本から解決するとなると、
現在与党である自民党の大罪を、
現政権が認めなければなりません。
つまり、自らの内蔵を、自らの刃物で
えぐり取らなければならないのです。
果たして、そんな肚の座った政治家は、
政府与党、いや日本の政治家に存在するのでしょうか?
今の、訳ワカラン、衆議院解散総選挙の体を観て、
その体たらくを、私はただただ嘆いております。
ほんと、拉致被害者・・・
ひいては、かつての大東亜戦争で戦死した方々・・・
公害問題、人権問題、ワクチンの問題、
農業問題等など、かつての国家的犯罪(政治的な判断ミス)で
命を奪われ、人生を狂わされた、多くの同胞日本人が、
犬死状態で見捨てられてしまっております。
全ての国家的問題の諸悪の根源がここにあります。
ほんと、こんな国家体制・政治家でいいのでしょうか。
時代は戦後72年経っておりますが、
根本的なものは何も変わっていないですよ。
むしろ悪くなっているのではないでしょうか。
目先の物質的な豊かさに惑わされて、
精神が退化しております・・・南無阿弥陀仏。
年金問題も社会保障の問題も、
根本解決が成されないまま、借金(国債)が増えに増えて、
先送り状態。政治的手腕もクソもない。
今の政治家には能力が無いし、
やる気もないと国民に言われても、仕方がないでしょう。
だけど、結局のところ、
そんな政治家並びに国家体制を作り上げたのは、
我々国民であります。
大罪は我々国民にあります。
【無関心】【自分さえ良ければいい】という
一人ひとりの意識が、そんな国にしてしまったのです。
もうここで我々日本人が、その大罪に気づき、
懺悔反省し、自らを正しい方向へと持って行かないと、
自分たちだけではなく、
子々孫々その大罪で苦しみ続けます。
北朝鮮が本当にミサイルを打って来たら、
もう最期(おわり)ですよね。
生命と財産がぶっ飛んで無くなりますよ。
政治は政治家が作るものではなく、
我々国民(民意)が作るものである。
果たして、この終わりというこの危機意識、
一体何%の日本人が持っているのでしょうか。。。
絶望に近い失望を日々、感じておりますが、
結局のところ、自分で出来る範囲の学びや実践を
コツコツするしかないよな〜と思い、
日々過ごさせて頂いております(ー人ー)。
まとまりのない稚拙で主観的な感想文ですが、
とりあえず以上です。
【写真】本日のNHKニュース7の映像。
5人の拉致被害者の方々が帰国されて15年になるんですね・・・
【参考資料】横田めぐみさん拉致、3回の隠蔽(荒木和博氏ブログ)↓
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/…/3-news255929101.html