ご報告遅れましたが先日・10月14日(土)、
日本商工会議所青年部主催の
「近畿ブロック大会」に参加すべく、
滋賀県守山市等に地元八尾の青年部の先輩方と
お伺いさせて頂きました。
で、この近畿ブロック大会の分科会にて
「ラ コリーナ 近江八幡(http://taneya.jp/la_collina/)」
という名前の場所に行って来ましたぁ〜(^^)♪
この場所は滋賀県を中心に有名な菓子メーカー
「たねや(https://taneya.jp/okashi/ )」が
運営する施設なんですが、
これがまた一風変わった施設(甲子園3つ分の敷地)なんです。
この分科会では現社長の山本昌仁氏にも
お話をお伺い出来ましたが、
一所懸命人に喜ばれるお菓子を作っているうちに、
お菓子の基本的素材である、
お米などの自然素材の大切さやありがたさに触れ、
またその先にある、日本の田畑や森、
原風景・ふるさと・・・
大自然に畏敬の念を抱き、そこに回帰すべく、
このような施設を作られたそうです。
「現代版ふるさと」「たねや的ふるさと」という感じでしょうか。
その姿や形には賛否両論があるかと思いますが、
たねやさんのその【想い】が
とても愚直で素敵やなぁって感じました。
自然には完成形はなく、
まだあっちこっち増設される計画があるそうですが
(※元々ここにはかつてどこかの企業た建てた何らかの施設があり、
いろんな建物が建ち、土木工事が成されていたそうです。
どうやらその施設は周りの景観と不調和なハコモノやったらしい?^^;)、
あくまで周りの風景に溶け込んだ(調和した)、
この町の新しいふるさとに、
50年、100年先になっていくように・・・
という願いが込められているそうです。
地域愛がハンパないたねやさんです
(たねやさんは創業時からずっとこの地が商いの中心地・本社です)。
今回のこの分科会にて【農藝家(のうげいか)】
という御言葉を教えて頂きました。
「優れた農家は芸術家」なんだそうです。
確かに、農業に限らず、画家やビジネスマンや主婦等、
なんであれ、極めることは全て【道】であり、
その目的【美の追求】、つまり藝術なんだと感じます。
美とは調和であり、
愛・神の意志の具現化なのではないでしょうか。
よし!私も畑をやっていることですし、
農藝家目指してガンバリマス(笑)♪
そして、
「三角形の角を丸く削って小さな円にするのではなく、
同じ大きさの三角形の辺の部分を膨らませ、
どんどんと大きな円を作り続けること」を、
たねやさんの組織は常に意識しているとのことです。
つまり、規制・管理・コストダウンばかりを
意識し常にギシギシした組織・・・
はたまた狭い常識や過去の成功や慣例という名の
箱に囚われている・安住した組織ではなく、
積極果敢またポジティブに、
いろんな変革をし続ける組織でありたいとのことでした。
いやはや。。。
ものすごい企業さんをまた一社見つけてしまいました!
ありがとうございました(ー人ー)☆