来年2月、久しぶりに東北方面へ旅することになり、
旅先関連のことが掲載されている、
司馬遼太郎先生の『街道をゆく』を
片っ端から読んで、旅の予習をしています。
そして急遽この週末、
肥後の国・熊本に行くことにもなりましたので、
慌ててアマゾンで『街道をゆく 〜肥薩のみち〜』をゲット!
寝る前の一時、せっせと楽しく読み進めてます。
んまーこれがまたオモシロイっ(^0^)☆
司馬先生の『街道をゆく』は
「週刊朝日」の連載として1971年に始まり、
司馬さんが亡くなる1996年まで、
25年にわたり続きました。
書籍にして全43巻を数える大紀行となっています。
正に現代版・つれづれ日記という感じです。
いつか全巻揃える&読破すべくガンバッテます(笑)。
にしましても、そのつれづれの一つ一つの
先生の観方が結構鋭くて奥深く、、、
改めて日本という国の歴史【過去】のかたちが観得て来・・・
「温故知新状態」で、めちゃくちゃ勉強になります。
司馬先生が亡くなられて20年以上も経つのに、
未だ新しい鮮烈な光を放っています。
きっと物事の根本・本質を貫いておられるからなんでしょうね。。。
明治維新ですらちょうど150年前の昔ですが、
明治日本人・・・そのまた過去の江戸日本人の
物事の考え方&価値観、生活習慣が未だ
無意識&有意識的に現代を生きる我々に、
大なり小なり影響を与え続けている・・・
ということには非常に目からウロコであり、
起承転結が一貫した絶対的真実であると感じています。
ほんと、物事は「今」という「点」だけではなく、
「過去から観る現在」、「先祖から観る子孫」などなど、
一本の線や一つの面という大局観で持って観なければならないと、
司馬先生は今でも静かにお教えくださっております(ー人ー)☆
歴史小説家という立場から、また
「日本とは?日本人とは何か?」そのあるがままのかたちを
探求し続けられて来られた、所謂【司馬史観】に
どっぷりハマっている今日この頃で、
司馬先生のその足跡や史観を頼りに、
私なりの日本人像というものを探求しながら、
自分がいち日本人として何者であるのか?
そして今生の人生において何を成してゆくべきなのか?
自らのDNA【過去】に深く問い続け、
そこから導き出した答えの通り愚直に
歩んで参りたいと考えています(^^)♪
とりあえず熊本城は今年2月に既に行ったので、
あとは肥後藩の原型を創った加藤清正公関連の場所と、
西南戦争の古戦場には絶対に行かなければ〜(>0<)きゃっは♪