1番霊山寺の次1キロ離れたところに、
2番極楽寺があります。
そこに、「田渕義雄 特任大先達」の
銅像が建てられています。
現在、私が「四国八十八ヶ所霊場会 公認先達」
としてお世話役をさせて頂いております、
「大阪楽心会」というお四国参りの講
(グループ)の創立者であられる方です。
![](/img/u43837/FI3999574_0E.jpg)
どうやら、「楽」という字は、
この「極楽寺」から取ったとのことです。
それだけこのお寺と田渕特任大先達
(大阪楽心会)とはご縁が深いようです。
戦中戦後の混乱期大いに
衰退してしまった四国遍路道を、
昭和初頭時代のように、大いに盛り上げるべく、
戦後の復興期にご尽力された功労者で、
未だ四国遍路のコミュニティでは、
我々公認先達全員に配られる基本テキスト
『先達教典』にお名前が載っている
歴史的有名人であられます。
![](/img/u43837/FI3999574_1E.jpg)
私が公認先達になった直後、
田渕特任大先達のご子息・雄三氏
(4代目で現在の大阪楽心会会長。
倫理法人会の仲間です)から、
公認先達として大阪楽心会のお世話役
になるようご依頼を受けまして、
もうすぐ4年になります。
この銅像を一人、眺めておりますと、
果たしてその役をちゃんと出来ているだろうか・・・?
と、心のどこかで常に自問自答していましたが、
とても感謝されているという念を感じ、
なんだかほっとしました。
![](/img/u43837/FI3999574_2E.jpg)
田渕特任大先達を想うと、
古えの私の知らない多くの
お遍路さんの想い(念)も
一緒にたくさん伝わって参ります。
ほんと、いろんな有名無名な方々が今、
私が歩む道を万感の想いで歩まれていたのです。
その想いを・・・【バトン】を引き継いだのが、
私たち今、遍路を歩むお遍路さんなんだと感じます。
改めて、この遍路道の
悠久の奥深き世界を感じました。。。
田渕特任大先達のように、
ダイナミックにカリスマ性を持っては出来ませんが、
私の器・やり方あり方で、
これからもご縁続く限り、
暗中模索状態ではございますが、
公認先達としてのお役に生きたいと、
改めて感じた次第です。
![](/img/u43837/FI3999574_3E.jpg)