「西国三十三所めぐり 結願」

近畿二府四県と岐阜県にまたがる

「西国三十三所めぐり」。

すったもんだありましたが、

おかげさまを持ちまして

全て打ち終え結願しました(ー人ー)☆

昨年サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

(スペイン巡礼)→熊野古道(中辺路ルート)

徒歩巡礼(【二つの路の巡礼者】達成&登録)、

そして、熊野三山の一つ・熊野那智大社にお参りに行った際、

その隣にある西国1番・青岸渡寺にお参り&

西国33の御朱印帳をゲットし、西国巡礼スタート・・・と、

私の中ではこれらは一つの流れとして連続しており、

この三巡礼全てを結願し、感無量です(T0T)☆

そもそも何故この西国巡礼をしようと思ったのか?

それは、私の父方のおばあちゃんが生前、

この西国33と四国88をお参りし、

二つの【掛け軸】を作り、

おじ(故人)経由で今、私の手元にあるからです。

四国88に関してはしょっちゅう

お参りしているのでいいのですが、

西国33は私自身は一度もお参りしていないのに、

私がその掛け軸を持っているのは

観世音菩薩様に対して申し訳がないので、

いつか一度はお参りしようと思っていました。

以上の理由により、

私自身にとっては一周目のお参りですが、

これは完全なる【お礼参り】であり、

おばあちゃんの掛け軸の“おかげさま”を日々頂き、

その御恩に対する“報恩感謝”ということで、

全札所に直接伺って手を合わせて参りました。

帰宅後、この掛け軸を改めて観ますと、

なんだかよりぐっと“観音さん”が私に近づかれ、

ますます親近感が沸いてきました。

これからは観音さんの更なるおかげさまを頂きながら、

「世の音を正しく観ずる人間」を目指し、

ますます精進して参りたいと思っています。

今改めて思えば、私のおばあちゃんは

“観音さん”みたいに、物事を正しく観、

と同時にしなやかで誰にでも優しく慈愛に満ちた人でした。

ほんと、おばあちゃんを筆頭に、

故人である先祖の【御徳】をたくさん頂いていることに、

ますます感無量で、感謝しかございません。

今回の西国33で最も学んだことは、

【「見る」のではなく「観る」。

「心で観(かん、感)ずる」ことの大切さ、その真髄】です。

単に肉眼の網膜に映るものを「見る」のではなく、

その中にある目では観えないものを、

自らの心の中でちゃんと観することが、

真の幸福への道のスタートであり、

幸福そのものであるということです。

私自身、まだまだそのような心眼を得ておりませんが、

その方法を今回、33の観世音菩薩に

教えて頂けたような気がいたします。

あとはそれを元に、

更なる行に励みたいと思っています(ー人ー)☆

なお、ブログの方に、

個人的な西国33観音霊場全体の感想や、

四国88との違いを下記のブログに記させて頂きました。

加えて、美しい西国の風景写真もアップさせて頂きました。

ご参考までにどうぞ〜(^^)♪

お世話になった全てのみなさま、ありがとうございました。