そして何より、
西国33と四国88との絶対的違いが、
四国88には「お遍路さん同士のコミニティ」と
「お接待(お遍路さんと地元の方とのコミニティー)」があり、
西国33はほぼ無いということです。
これが私の致命的な西国33には
二度とお参りに行かない理由です。
逆に四国88に人々がハマル理由は、
これや☆と私は観ています(^^)♪
![](/img/u43837/FI4003385_0E.jpg)
見ず知らずの人々が
【お大師さん】というご縁に
導かれ出会うんです。
同じお遍路さんであるという、
一つの大きな家族の一員となり、
その共通の話題から、
いろんな学びや気づきが更に拡がり
深まっていきます。
![](/img/u43837/FI4003385_1E.jpg)
また、地元の方々が「お接待です」と
いろいろな施しを私たちお遍路さんにして下さり、
そこからもまた違った感動や
感謝が水紋のように拡がっていきます。
西国33はひたすらお寺に
お参りすることだけで毎日が終わって行きます。
四国88はそれに加えて、
必ず宿泊を要しますので、
お遍路さんが多く泊まる「遍路宿」や
「宿坊」に泊まれば必ず夕食と朝食が
同じ時刻に宿泊する人全員食堂で食べますので、
自然とお遍路さん同士が会話をし、
仲良くなります。
そのご縁でフェイスブックで
今も繋がり(ご縁)のある方も多いです。
![](/img/u43837/FI4003385_2E.jpg)
西国33巡礼の時、
天橋立にある民宿に一泊しましたが、
隣の部屋にいた関東方面から観光に来た家族が
周りの人への配慮が無く、とてもうるさくされていて、
結局宿の人が気をきかしてその家族だけ寝る場所を
どこか違う場所にしていましたが、
観光で来ている人と信仰・巡礼で来ている人では
宿での過ごし方にも違いが大きい傾向にあるので、
やはり同じ価値観や想い・次元やレベルの人が集う
場所の方がいい・・・と、
私はその天橋立の民宿で確信を得ました(^^;)。
![](/img/u43837/FI4003385_3E.jpg)
———————–
つれづれなるままに、記させていただきましたが、
以上が私の個人的な感想となります。
「西国33」としては今後、お参りには行かないと思いますが、
個別のお寺の“観音さん”のパワーは
めちゃくちゃ凄い・素晴らしいので、
その観音さんにちょくちょく
お参りに行きたいなと思っています(^人^)☆
祖母からもらった掛け軸と、
自分の納経帳をこれからもずっと手元に置いて大切にし、
“観音さん”のおかげさまの力も、日々いただきながら、
これからも更に精進して参りたいなと思っています。
ありがとうございました(ー人ー)☆
![](/img/u43837/FI4003385_4E.jpg)