「日本4.0 国家戦略の新しいリアル」

年末年始。

ようやく、いろんなことをゆっくりまとめて

落とし込む時期に入って来ました♪

戦略家のエドワード・ルトワックさんの

「日本4.0 国家戦略の新しいリアル」(文藝春秋)。

我が国は、ちょっと歴史をかじっただけでも、

いかに素晴らしい国であるか・・・

なんやかんやあっても、

歴史的偉人たちによって安寧を

継続して来た国家でありながら、

今の日本の政治(日本人)がアカンところを、

大きな愛と感情論を一切排除したクールな頭脳で持って、

ズバッ☆とご指摘頂いている

ルトワックさんに大感謝です(^人^)☆

今の日本人に足らないのは、

大局的且つ時代に合った大戦略と

「小さく、安価で控えめな諜報機関」。

今の日本(政府)は、

現場の情報を捻出するような体制に全くなっていない。

人員を配備して、正しい現場の情報を収集し、

選ばなければならない。

(「諜報活動」とは、国家の安全保障にまつわる、

正しい情報収集をはじめとした、

情報全般に関する活動)

ナルホド!!!!!

今の日本人って、

夢を語ることや理念を立てること、

日々コツコツ努力しあれこれ戦術を練って

実践すること(実際の戦闘)は得意なんですが、

その理念と戦術&戦闘の間にある、

【戦略を練ること】が非常に苦手だと感じています。

(その点、幕末の坂本龍馬や西郷隆盛は

理念・戦略・戦術・戦闘全てにおいて

卓越した能力があったような気がいたします)

また、上下関係の【同盟】ではなく、

横の関係である【パートナー】が必要とのことです。

現在の日本は、習近平を中心とする

中国の政治体制とは対立していますが、

その他(経済活動等)では対立していない。

あたかも全中国人と対立しているという思い込み

(感情)は間違っているので

完全に分けて考えるべきである・・・とのことです。

日米もその他の国家とも「パートナー」となり、

アメリカだけ・日本だけでは出来ないことをやる。

お互いのギャップ(すきま、ずれ)を補い合い、

世界の平和に貢献していくべきである。。。

日本は、中古の巡視船の供与や

巡視船の建造支援を行う等、

アメリカでは出来ないことをしている。

日本は「世界のリーダー」ではなく、

「世界のつなぎ役」をし、

世界平和へのパートナーシップを

構築させるべきである、云々。。。

まさにこれが、世界中が和と成った姿・・・

【大和の世界】なんだと感じました。

そして、

「少子高齢化対策こそが、国家を守り安寧へと導く、

最大かつ最良な方法である」・・・と。

ナルホド!!!!!ってよくよく考えてみれば、

至極当たり前のことなんですがっ(^^;恥)☆

<以下引用↓>

「日本は長年、少子化問題を議論しながら、

人口減少という国家にとって真の危機を間近にしても、

思い切った施策を打ち出そうとしていない。

そもそも将来の納税者が減少すれば、

近代国家は衰退するしかないのだ。

・・・高齢化が行き着くと、国内の雰囲気は保守化し、悲観的になる。

未来のことを考えない近視眼的な思考がはびこるようになるのだ。

・・・私は日本の右派の人々に問いたい。

あなたが真の愛国者かどうかは、

チャイルドケアを支持するかどうかでわかる。

民族主義は国旗を大事にするが、

愛国者は国にとって最も大事なのが

子どもたちであることを知っているのだ。」

国家戦略だけではなく、

経営戦略・人生戦略を知りたい方、

必見のバイブルです〜(^^)♪