「ポンカンの絵 〜民宿なずなにて〜」

高知県須崎市にある、民宿なずなに泊まりました。

先日もここで泊まった時に、

この宿で起こった感動的な歩き遍路のおじいさんと

外国人の若い女性のお話を教えて頂きましたが、

今回も感動的なお話をお宿のおばさんから伺いましたので、

みなさまにまたシェアさせていただきます(=人=)☆

以前このお宿に、ある大阪のおにいさんが

歩き遍路でやって来たそうです。

そのおにいさん、手が不自由になる病気にかかり、

会社を辞めて、失意のうちにお遍路に出たそうです。

このお宿のおばさんとのやりとりに感動された

そのおにいさんはお遍路を終えて大阪に帰った後、

贈り物を宿のおばさんに贈って来られたそうです。

その御礼ということで、ポンカンを贈ってあげたそうです。

すると今度はそのおにいさん、ポンカンを描き、

その絵を贈って来られ、それに同封されていたお手紙に・・・

「お四国の【おかげさま】を頂き、手に自由が戻って来ました。

どこそこの用務員として、再び働くことが出来ました」と、

書かれてあったとのことです。

同じ大阪のどこかで、そんなステキな

おかげを頂いた人がいるって、ますます感動です。。。

こんな感じで、今もいろんな想いを持ち、

いろんな人がお遍路さんされていますが、

みなさんの想い・願いが叶いますようにと、

粛々と祈りを込めて、

この遍路道を歩んでおります(=人=)☆

【写真】民宿なずなにて