ご報告遅くなりました(=人=)☆
去る8月10日(土)〜12日(月・祝)
二泊三日で、お四国参りの講
「大阪楽心会」のメンバー14名にて
1番霊山寺から10番切幡寺まで
「歩き遍路」に行って来ました。
大阪から車2台で1番霊山寺まで行き、
そこから3日間かけて歩きました。
当初11番藤井寺まで歩く予定だったのですが、
まさかの初日・淡路島北部の事故渋滞により、
2時間程予定が狂い・・・
次回以降の開催スケジュールを踏まえると、
10番切幡寺で切り上げるのが効率がいいと判断し、
急遽そのようにさせて頂きました。
猛暑の中、歩き遍路をするなんて、
めっちゃチャレンジャーでステキな方々ばかりで、
みなさんしんどい想いをされながらも、
そのしんどさの先にある【何か】を観、
また掴まれたようで、
「また行きたい〜(^0^)!」と達成感と笑顔、
そして【おかげさま】を得、
無事大阪にお戻りになられました。
その笑顔の境地はやった人にしか分からない
幸福感なんだと思われます。
私は四国88の“公認先達”として、
この講のお世話役(幹事)をしております。
歩き遍路は、車遍路よりも“まさか”なことが多く、
みなさんが歩き遍路をされている間、
私はずっとマイカー(伴走車)に乗って、
軽い熱中症や身体の痛みや各種道具の故障などで
ヘルプ電話が掛かって来た人の元にすぐ飛んで行って、
次の札所にワープさせたり、
みなさんが遍路中必要な飲食物などを購入したり、
途中で帰られる方の送迎をしたり・・・などなど、
自分の感情や願望は一切【無】にして、
とにかく参加者のみなさんが、
より快適且つスムーズにそして安心して
歩く遍路行が出来る環境を
マイカーと共に創るという
“陰のお役”に徹していました。
そんな役割でしたので、
みなさんにとっても感謝いただき、
とても嬉しかったです^^♪
ということで私は今回、
歩き遍路は一歩もしておりません。
が、参加者のみなさんとは
別種類のしんどさがあった訳です。
やっている行の内容は違っても、
そこから得られる気づき・学びというものは、
参加者のみなさんと同じで、
【その時々の自分にとって、必要な気づき(学び)が得られる】
ということが今回、深く理解出来ました。
今回もいろいろな気づきがありましたが、
一番の気づきは
「この役は自分にしか出来ないから、
今、この役をしている」ということです。
歩き・マイカーなど、いろんな種類のお遍路を
12年間やって来たという経験
(先達さん等多くのお遍路さんから見聞きした
有益な情報も自分の経験に含まれます)、
車の運転が出来る&長距離運転も平気・
地図が読める・スケジューリングが得意・
幽顕双方の能力をフル活用して、
その時々に応じたベストな対応を判断して、
平常心とスピード感を持って確実に実行し、
瞬時に問題解決出来る能力などなど・・・
人様の行をサポート出来るだけの能力や体力(器)があり、
そしてボランティアであっても、
喜んで人様の行のサポートをさせて頂くことこそが、
“お大師さん(大いなる深遠なる神々)”から与えられた、
私の行・役割であるという認識・・・
という、大きく分けて3つの要素が全て揃っているからこそ、
今このお役をさせて頂いているということです。
これは、四国遍路における公認先達の役割だけではなく、
私・大橋良子の人生に於いても同じことが言える訳です。
「大橋良子にしか出来ないこと(役割)があるから今、
私は大橋良子として生きている」
さらっと綴っておりますが、
これはとっても深遠で、人生の永遠のテーマである、
「自分は何をするために生まれて来たのか?」ということです。
何でもそうですが、四国遍路の世界も、
やればやるほどに、奥深い・・・
いろんなことが観え冴えて来て、
そして無に還る境地に入ってきます。
ほんと“おかげさま”で四国遍路に
ご縁いただき、感謝、感謝です。。。
大阪楽心会のみなさま&
お世話になった四国のみなさま、
ありがとうございました(=人=)☆
【写真】今回の歩き遍路のようす。
最後の2枚は、2番極楽寺にある、
大阪楽心会の創設者(初代会長)
故・田渕義雄特任大先達の銅像です。
その息子で4代目会長の田渕雄三さんを中心に、
その銅像磨きをさせて頂きました。