先日、母方の従姉妹の息子君が就職したという、
フランス料理店
ル・クロ・ド・マリアージュ(大阪・天満橋)へ、
母と妹と3人で行ってきましたぁ(^^)↓
平日のランチ時間帯に行ったのですが、
メイン料理(3種類)以外は全部バイキング形式で、
どれもめちゃくちゃ美味しかったです!!!
こんだけ食べて確か1,500円でした(安&驚)☆
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フランス料理なのに、
日本人向けであっさりしてて、
食べた後も胃もたれすることなく、
清々しく過ごせました。
普段、フランス料理なんて食べない
よしこちゃんですが(粗食主義なもんで^^♪)、
帰る間際に気づいたことが2つありました。
まず、この前にフランス料理を食べたのは、
2年前に行ったパリ旅行&スペイン巡礼旅の時に、
パリで日本人が経営するフランス料理店です。
で、そのパリのお店とこの今回行ったお店・・・
ナント!同じオーナー(系列)の
お店やったんです(>0<)仰天っ!!!
パリのお店は、知人のおねえさまから
「パリに行くなら、ここに食べに行って」と
勧められたんですが。。。☆
こ、こんな偶然ってあるんですねぇ(^0^)!!!!!
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もう一つは、このお店はオープンキッチン的な感じになっていて、
奥で料理されているシェフがメイン料理を運んで来たり、
(一般的に、シェフは料理作るだけで、
運んでくる人は接客担当の人なんですが。
本に書いてましたが、将来シェフが自分の店を構える特に、
料理を作るだけではく、
接客も事前に体験・理解しておいた方がいいという
オーナーの配慮からだそうです。
またシェフが自分が担当する調理場だけではなく、
お店全体を観ておくことも、お店運営にとって
必要という経営者側の配慮もあるそうです)・・・
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そして、接客している女の子が、
いわゆる“障害者”というカテゴリーに入る人だったりする点です。
(社会貢献という観点から、障害者雇用も積極的のようです。
京都でお菓子づくりをしている「ル・クロ ラボ」という、
就労継続支援B型事業所も運営されています)
「なんか、このお店・・・他のお店とは違う。すてき!」と思い、
オーナー・黒岩功さんの本をGETし、読ませて頂きました。
この「ル・クロ」というのは、黒岩さんの「黒」ではなく、
フランス語の【畑】という意味なんだそうです。
(当然、自分の名前もかけている訳ですが)
オーナー・黒岩さんの想いは、
お店の雰囲気やスタッフの方々の気
(立ち振る舞い)にくまなく浸透していて・・・
要は、一つの「地球村」という
大きな家族組織の体を成しており、
「【畑】という職場環境」を
経営者側がきちっと耕作し(環境を整え)、
その畑に植えられている【種】で例えられる、
スタッフの方々の技術の成長だけではなく、
人間としての成長をどのようにサポート・応援していくか?
ということをお客様満足と同列に考え、
しかもそれを愚直なまでに実践し、
お店の隅々にに落とし込んでおられることです。
障害のある人を雇うなんて、
また働いている人全員を正社員として雇うなんて、
経営環境の厳しい飲食業界に於いても特に異端ですが、
軽い知的障害のある女の子の接客を、
さりげなくやさしくサポートする先輩スタッフがいて、
だけど、そんな子がいるからこそ、
そこにいるスタッフがもっとやさしくなれるように感じました。
同じ「食事」と時間を過ごすのであれば、
こんなステキな場所で過ごしたいですよね(^^)♪
![](/img/u43837/FI4008429_3E.jpg)
・・・みんな意味があって、理由があって、
こんなふうに生まれて来ています。
「障害」と決めているのは、
ある一方向だけから見た人間の愚かな自我判断です。
いわゆる普通の人間と呼ばれる人たちの中にも・・・
いや、そんな人間の中にこそ、
強欲や無知、無能〜無明〜などの、
自他の健全なる幸福を妨害する障害をたくさん持っています。
比較的、所謂障害のある人の方が、
人の痛みや感謝の気持ちも分かっておられるし、
たましいが美しい(=神に近い)場合が多いです。
天は、誰にも「障害」を与えてはいません。
受け手である人間の各種の欲が「障害」と認識し、
人間を区別・差別する/自分に優越感を
味わいさせる道具にしているだけです。
もしかしたら「障害」とは、
その人またはそのまわりにいる人たちに与えられた
【生きる道筋〜今生の人生で乗り越えるべき課題〜】
なのかも知れません。
地球(宇宙)には【同集同結の法則】がありますが、
オーナーの黒岩さんの想いに集い、
結ばれた方々が提供される食事に場所、
そして、「共生するということは、このようなことか!」と
体感できる場所にもなっています。
人を導く束ねる、組織のリーダーに特に観(み)て
観(かん)じて頂きたいフレンチ料理店です。
本のタイトルのように、「また働きたい」と
帰ってくるスタッフがたくさんいるのも納得です!
みなさま是非行かれてみてくださいね(=人=)☆
【公式ホームページ】 https://www.le-clos.jp/
![](/img/u43837/FI4008429_4E.jpg)