長野旅⑦ 〜被災地を見て来ました〜

11月9日(土)夕方に撮影しました。

八尾商工会議所青年部の先輩方をお見送りした後、

マイカー&折りたたみ自転車を使って、

千曲川の堤防が決壊した場所に行き、

更にその周辺地区を観て参りました。

翌日・10日(日)災害ボランティアに参加している時は、

被災者の方の心情と防犯の観点から写真撮影は禁止なので、

この日のうちに・・・と思い、足を運ばせていただきました。

決して他人事ではないし、もしも地元の大和川が氾濫し、

堤防が決壊したり、越水したら、こんな風になるねんな・・・と

リアルにイメージすることが出来ました。

そしてやっぱり衝撃的だったのは、

大阪では殆どこの河川氾濫した地域のニュース(情報)は

流れて来ないのですが、未だに復興とは

程遠い状態であるということです。

それを広く多くの方にお知らせしたいと思い、

撮影して来ました。

(途中で悲しくてしんどくなったので止めましたが)

同じ長野市豊野町・穂保地区界隈と言っても、

堤防が決壊した場所に近い(川の水の流れがモロに来た場所)と

その場所・水の流れから外れている場所では、

被害の大きさが全然違います。

川の水の流れがモロに来た場所は、

泥水の力より建物が完全に壊れ、

瓦礫撤去されて今は更地になっています。

ちょっと外れたところは、一階部分のみ流されて、

家の骨格は残っています。

さらに外れたところは、床下か床上浸水くらいで、

敷地内の泥出しは終わり、

消毒したり水で綺麗にいろんなものを洗っておられる段階で、

そして完全に外れたところは何事も無かったかのように、

普通に生活されています。

ただ、全体的にこの地区は砂埃がすごくて、

時々川の匂いを始めとする、違和感を感じる匂いがします。

衛生的ではないので、そんな意味でも

被災者の方々の心身の健康状態を良好に保つのは

難しい状態となっています。