11月9日(土)夕方に撮影しました。
八尾商工会議所青年部の先輩方をお見送りした後、
マイカー&折りたたみ自転車を使って、
千曲川の堤防が決壊した場所に行き、
更にその周辺地区を観て参りました。
翌日・10日(日)災害ボランティアに参加している時は、
被災者の方の心情と防犯の観点から写真撮影は禁止なので、
この日のうちに・・・と思い、足を運ばせていただきました。
決して他人事ではないし、もしも地元の大和川が氾濫し、
堤防が決壊したり、越水したら、こんな風になるねんな・・・と
リアルにイメージすることが出来ました。
そしてやっぱり衝撃的だったのは、
大阪では殆どこの河川氾濫した地域のニュース(情報)は
流れて来ないのですが、未だに復興とは
程遠い状態であるということです。
それを広く多くの方にお知らせしたいと思い、
撮影して来ました。
(途中で悲しくてしんどくなったので止めましたが)
同じ長野市豊野町・穂保地区界隈と言っても、
堤防が決壊した場所に近い(川の水の流れがモロに来た場所)と
その場所・水の流れから外れている場所では、
被害の大きさが全然違います。
川の水の流れがモロに来た場所は、
泥水の力より建物が完全に壊れ、
瓦礫撤去されて今は更地になっています。
ちょっと外れたところは、一階部分のみ流されて、
家の骨格は残っています。
さらに外れたところは、床下か床上浸水くらいで、
敷地内の泥出しは終わり、
消毒したり水で綺麗にいろんなものを洗っておられる段階で、
そして完全に外れたところは何事も無かったかのように、
普通に生活されています。
ただ、全体的にこの地区は砂埃がすごくて、
時々川の匂いを始めとする、違和感を感じる匂いがします。
衛生的ではないので、そんな意味でも
被災者の方々の心身の健康状態を良好に保つのは
難しい状態となっています。