11月9日(土)。
善光寺お参りの後は、分科会ということで、
長野市豊野町にあるリンゴ栽培&販売を中心とした
「おぎわら農園」(http://apple-ogiwara.jp/)
さんに行きました。
急遽この分科会に参加された、
八尾YEGの藤井専務理事と
美味しいりんごをマンキツさせていただきました!
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先代から続く「葉とらず栽培」を継承し、
JA等を通さず100%エンドユーザー向けの
個人通販販売をされる、
その経営戦略を教えていただきました。
一般のりんご農家は、りんごの周りに生えている葉を
手摘みで除去します。
そうすることによって、りんごに光が当たり、
より赤みが増すのです。
しかしながら、葉がなくなる分、
光合成が出来なくなるので、美味しさは低下するそうです。
![](/img/u43837/FI4008869_1E.jpg)
見た目はわるくなりますが、
りんご周辺の葉を除去する手間を省けるので、
より美味しいりんごが出来るとのことです。
見た目よりも味にこだわった、独自戦略です。
りんご農家が企業として、
個人事業主・家業から株式会社組織へ。
他人を雇うことに苦労されながらも
日々成長される荻原大社長の体験報告は
爽やかで感動的でした。
![](/img/u43837/FI4008869_2E.jpg)
なお、荻原さんは中小企業家同友会が
メインのようですので経営理念・経営指針を
とても大切にされています。
そんなおぎわら農園さんにも、
台風19号の影響が多くあるとのことで、
りんご畑は高台にあるので、
千曲川の氾濫からは免れているのですが、
眼下に拡がる豊野町界隈は、堤防が決壊し、
あの長野新幹線10両が水没した箇所もあり、
協力農家さんもいくつか甚大な被害があったそうです。。。
![](/img/u43837/FI4008869_3E.jpg)
私たちの分科会を担当して下さっていた、
長野YEGのおにいさんもこの地区にお住まいだそうで、
この分科会のお世話役をした後、
午後から災害ボランティアに行きますと
おっしゃってはりました。
分科会が終ってバスを降りた後、
そのおにいさんに
「私、明日、災害ボランティアに行きます。
一日も早い復興を大阪からお祈りしております」と言いますと、
「それはありがとうございます!がんばります!」
と満面の笑みで、そしてちょっとうるっとされ、
表面的にはニコニコされておられるけど、
本当にお辛いんやなぁ。。。と私もウルウルしました。
第一次産業(農業・漁業・林業)が
国家国民の安定的(持続可能)な
生活の根幹を支えています。
これが外国依存となると、
何らかの世界的なトラブルが起こったら
即!兵糧断ち状態となって、
私たち日本人は飢えて死んでしまいます。
日本の第一次産業の安定や発展、
活性化が今とても求められています。
ですので、おぎわら農園さんのチャレンジは
とても素晴らしいと感じました。
第一次産業でバンバン☆稼いで、
第一次産業にドンドン☆人材を呼び込んで
頂きたいと切に願っております。
私は今、畑をコツコツしていますが、
100%は難しいですが、
自給自足&大自然と共に「足るを知る」ライフを実践、
エンジョイして参ります(=人=)☆
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