徳川三代将軍家光の乳母・春日局の
菩提寺であるからたち寺(麟祥院(りんしょういん))。
ほんと、本郷界隈は、
日本の歴史で有名な人のゆかりの地が多く、
めっちゃワクワクします(笑)♪
なお、このお寺が面している、
都営大江戸線が地下に走る国道254号線の
愛称は「春日通り」です。
春日局のお墓の塔身は卵塔で
僧侶の墓に多い形なんだそうです。
生前麟祥院という院号を持っていたので
僧侶並みに扱われたとのことです。
不思議なのは、その塔身に丸い穴が
空いていることです。
「死して後も天下の政道を見守り之を
直していかれるよう黄泉から見通せる墓を作って欲しい」
という春日局の遺言を元に、
この“のぞき孔”をつくったとのことです。
さすが令和の時代で、
スッキリ綺麗に整備された感もあるお寺でしたが、
春日局が生きていた、古き良き
江戸の香り(日本の原風景)もしっかり遺っている、
ステキな場所でした(=人=)☆