「大和八木ゲストハウス 笑顔」さんのある
八木町は昔、下ツ道(中街道)と
横大路(伊勢街道)がクロスする交通の要でした。
今でも昔ながらの町並みが残っています。
ゲストハウスを出た後はその八木町をぶらり散策しました。
【八木町について】
その次に徒歩圏内にある今井町にも行きました。
ここに着いた時に、
「そういえば、ここは飛鳥倫理法人会の
奥田さんの地元やわ☆」と思い出し、
奥田さんに急遽連絡を取って、
ありがたいことに1時間程、
今井町を案内してくださるなど、
とってもお世話になりました(=人=)☆
加えて、「高木家」(写真)で
ボランティアガイドをされていたおばさまにも、
いろいろなことを教えてくださいました!
【今井町について】
どうやら今井町は興福寺の「荘園」から
本格的に町の形成がスタートしているようです。
戦国時代、一向宗(浄土真宗)の寺内町「宗教都市」として、
壕をめぐらし自衛や自治をしていたようです。
織田信長の時代、信長に降伏して、
今度は「商業都市」へと変貌を遂げて
財力が格段に増していきます。
が、江戸末期に大名たちによる借金倒しに随分やられ、
衰退しつつも、その時のかたちを今に残しています。
常に時代の先を観ながら、それに合わせて変化(へんげ)
することの大切さをこの町の歴史は教えてくれました。
この高木家(写真)は、司馬遼太郎先生の小説
『燃えよ剣』が今年5月に映画上映されますが、
そのロケ地として映画内で「池田屋」として
登場するんだそうです!
高木家の前の道もロケに使われたとのことです。
京都には意外とこの今井町レベルで
江戸時代の風景が残っている場所がなく、
この他の映画やドラマのロケ地としても
結構使われているそうです。
なお、司馬先生の小説『峠』も今年、
役所広司さん主演で映画化されるそうなんで、
司馬ファンとしましては両方共に
観に行かなあきません〜(>0<)!!!
そんなかんだで、
橿原にある昔ながらの風景の中で、
昔の人たちの智慧を存分に
学ばせていただきました(=人=)☆