「山田方谷先生」

岡山県高梁市=備中松山藩と言えば、

山田方谷(やまだ ほうこく)先生が有名です^^♪

全国の駅名で唯一、

人の名前がついているのではないでしょうか?

JR伯備線「方谷」駅。

以前、何度目かの祖母の実家訪問の時に

山田方谷先生のことを知り、その後に読んだ

司馬遼太郎先生の小説『峠』に登場し、

より詳しく知りました。

『峠』の主人公である、

越後長岡藩の家老・河井継之助の師匠が

この山田方谷先生です↓

https://www.kurashiki-tabi.jp/yamada-houkoku/kouseki/

藩政改革を断行し、たったの8年弱で、

備中松山藩を借金漬けから状態から、

超優良黒字藩に仕立て上げた家老です。

で、その藩主であった板倉勝静がその藩政を評価され、

最後の将軍・徳川慶喜の老中首座(筆頭)になったという

歴史的な流れがあります。

今回は、方谷駅と方谷園(山田方谷先生の墓所)、

方谷園側にある「方谷の里ふれあいセンター」に行きました↓

http://takahasikanko.or.jp/modules/spot/index.php?content_id=59&fbclid=IwAR2YdRs9134PK8F6yc0lJzPMJRQAVnglU6T3Pf5MhUBxcCXbhweQNnNFyss

センターではスタッフの方から方谷先生について

みっちり1時間、展示されている方谷先生が書いたもの

(掛け軸等)を使って、いろんなことを教えていただきました。

ほんと、方谷先生は今でも備中松山の方々に

愛され続けてはるんやなぁ・・・って実感すると同時に、

私自身も4分の1ですが、備中松山の血が流れているので、

これからも方谷先生を尊敬し愛し続けたいと思います。

「義を明らかにして、利を計らず」

「事の外に立ちて、事の内に屈せず」

いやはや。。。深すぎる、

すてきな先生の御言葉です。

そして 「至誠惻怛(しせいそくだつ)」 は、

山田方谷先生が河井継之助に贈った言葉。

まごころ(至誠)と、いたみ悲しむ心(惻怛)の二つを

兼ね備えて生きることが、人としての基本姿勢であると説かれています。

歴史(過去)って本当に面白い。。。

悠久なる大河の流れを一つずつ丁寧に紐解いて行くと、

深い感動や学びの宝庫だということに気づきます(=人=)☆