岡山県高梁市=備中松山藩と言えば、
山田方谷(やまだ ほうこく)先生が有名です^^♪
全国の駅名で唯一、
人の名前がついているのではないでしょうか?
JR伯備線「方谷」駅。
以前、何度目かの祖母の実家訪問の時に
山田方谷先生のことを知り、その後に読んだ
司馬遼太郎先生の小説『峠』に登場し、
より詳しく知りました。
『峠』の主人公である、
越後長岡藩の家老・河井継之助の師匠が
この山田方谷先生です↓
https://www.kurashiki-tabi.jp/yamada-houkoku/kouseki/
藩政改革を断行し、たったの8年弱で、
備中松山藩を借金漬けから状態から、
超優良黒字藩に仕立て上げた家老です。
で、その藩主であった板倉勝静がその藩政を評価され、
最後の将軍・徳川慶喜の老中首座(筆頭)になったという
歴史的な流れがあります。
今回は、方谷駅と方谷園(山田方谷先生の墓所)、
方谷園側にある「方谷の里ふれあいセンター」に行きました↓
センターではスタッフの方から方谷先生について
みっちり1時間、展示されている方谷先生が書いたもの
(掛け軸等)を使って、いろんなことを教えていただきました。
ほんと、方谷先生は今でも備中松山の方々に
愛され続けてはるんやなぁ・・・って実感すると同時に、
私自身も4分の1ですが、備中松山の血が流れているので、
これからも方谷先生を尊敬し愛し続けたいと思います。
「義を明らかにして、利を計らず」
「事の外に立ちて、事の内に屈せず」
いやはや。。。深すぎる、
すてきな先生の御言葉です。
そして 「至誠惻怛(しせいそくだつ)」 は、
山田方谷先生が河井継之助に贈った言葉。
まごころ(至誠)と、いたみ悲しむ心(惻怛)の二つを
兼ね備えて生きることが、人としての基本姿勢であると説かれています。
歴史(過去)って本当に面白い。。。
悠久なる大河の流れを一つずつ丁寧に紐解いて行くと、
深い感動や学びの宝庫だということに気づきます(=人=)☆