先週は熊野に行きましたが、
先月は2泊3日で越前界隈に行ってました。
司馬遼太郎先生の
『街道をゆく18 〜越前の諸道〜』
を辿る旅です(笑)♪
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その表紙にもなっている
「白山平泉寺(平泉寺白山神社)」は、
とても美しいです。
梅雨の晴れ間で、光と苔の風景がなんとも言えず、
大いに魅了されました。
京都に苔寺がありますが、
うん千円出して拝観・・・ではなく、
ここは駐車場代(環境保全協力金)300円だけで、
拝観料は無料です。
なんと太っ腹なんでしょう!
(司馬先生もそのように記されています)
![](/img/u43837/FI4011396_1E.jpg)
『街道をゆく』でも多くのページが割かれていますが、
その波乱に満ちたこの地の歴史
(過去の人々の営み)はとても面白く、
深い気づきと学びがあります。
やっぱり現場に行くと、
本よりもリアルにイメージ出来ます。
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「ツワモノドモガユメノアト」という感じで、
平泉寺の栄華は土の下に消え、
今は苔むす森となり、真の信仰とは何か?
という根本的なものだけを遺し、
ひっそりと越前の山奥に佇んでおります。
過去の栄華を再現すべく、
平成に入り地元の方々がせっせと
発掘調査をされ昨年「日本遺産」にもなり、
そして入館無料の綺麗な資料館も出来て、
また更に深い学びをさせていただきました。
![](/img/u43837/FI4011396_3E.jpg)
司馬先生がここを旅されて40年経っていますが、
基本的にこの場所は何も変わってなくて、
とても嬉しかったです。
「変わらないために変わる」
「変わるために変わらない」
ということの大切さを、
この白山平泉寺を守る(守って来た)、
愛する(愛して来た)地元の方々から
教えて頂いたような気がしました。
白山平泉寺 公式ホームページ(福井県勝山市)
![](/img/u43837/FI4011396_4E.jpg)