9月の京都旅日記、これで終わりです。
臨済宗大徳寺派の総本山・大徳寺です。
焦ってざっとアップしているその理由は、
実は明日・23日から今度は青森に行く関係で・・・
しかもカナリ内容の濃い、司馬遼太郎先生の
『街道をゆく41 〜北のまほろば〜』
片手に行く3泊4日旅のため、
今日を逃すと二度とアップしないであろうと思われたからです(^^;)。
で、この京都旅の最後は同じ
く『街道をゆく34 〜大徳寺散歩〜』を観、
これは行かねば〜(^0^)!との想いで行った次第です。
この大徳寺は司馬先生もおっしゃってますが、
その中にある多くの塔頭寺院が「拝観謝絶」をし、
観光(カネ)に媚びず、清貧を保ち、
頑なに元来の教えを継承し
磨き上げ続けているということです。
そんな理由からか、大徳寺の公式ホームページがありません。
美し過ぎる写真撮影ポイントもあまりなく、、、
っていうか写真禁止場所が多いです。
そんな気概がなんだかステキですよね!
ほんと、司馬先生がこの地を旅された時と
変わらない風景(想い)が今も変わらずあり、
めっちゃ感動しました(*^^*)♪
大徳寺の本坊の修復工事(方丈修復)が
今後10年かけて大掛かりに行われるため、
私が行った時に一人3,000円の入場料をとって特別拝観をされ、
しかも完全事前予約制で、私がそれに気づいた時には
既にもう予約出来ない状態だったのですが、、、
たまたま目の前を通った時に「空きあります」と
手書きの紙が貼ってありましたので、
日曜日の11:30分〜の部に入り込ませていただきました!
写真厳禁だったので、内部の写真は一切ないのですが、
「こ、こんなところまで見せてくれるのぉ〜!?」と
驚愕的また感動的な場所をたくさん見せて頂き
深く感銘を受けました。3,000円、安すぎです!!!
千利休の木像が上部に置かれ、
豊臣秀吉が「お前の像の下をくぐらせるとは何事ぞ!」
と切腹を命じたことで有名な三門(金毛閣)が
この大徳寺にありますが、
この金毛閣の扉をガイドのお姉さんが素手で開けられて、
「みなさまには今回特別に、この金毛閣の扉から
中に入って(通って)頂きます!」と、
仰天なことまでしてくださった時は、
感激のあまり涙腺が緩みました。。。☆
ガイドのおねえさん曰く
「昔、修行僧がこの門(金毛閣)をくぐるその意味は、
これから厳しい禅修行に入ることへの決意の現れ、
またそれによって多くの人々を救っていく
その決意を表すものです」とのことです。
ほんと私も、この【決意の門】をくぐったからには、
そんな気概を持って、これからも生きて参る所存です。
確かにこの大徳寺はディープで且つ
マニアックな京都好きの少数派の、
次元高き観光客(人)しか寄り付かない、、、
敷居が高くて凛とした雰囲気を醸し出しておりますので、
また是非お参りに来たいと思っています(=人=)☆