「北のまほろば 青森旅⑭/弘前城」

五所川原の次は更に南下して弘前(ひろさき)です!

弘前と言えば、弘前城です^^♪

東北で唯一天守閣が現存している大変貴重なお城です↓

https://www.hirosakipark.jp/

弘前城は、リンゴの木の剪定を参考にした、

樹齢100年を超える立派なソメイヨシノの

桜並木がとても有名です。

(一般的なソメイヨシノの寿命は70年程なんだそうです。

剪定の技術、すごいですね!)

お堀の中が花びらで薄いピンク色になるんやそうです。

冬は桜並木や堀の中や回りが真っ白になるとのこと・・・

津軽は本当に美しいです。

いつか見に行きたい絶景です。

かつてこの弘前城は津軽家の手によって

立派な五層の天守閣があったそうですが、

江戸初期に焼失し、その後櫓の一つに

天守に準ずる装飾が施され、

現存するこぶりな天守閣が完成したそうです。

(当時江戸幕府は五層の天守閣の新築を禁じていた為、

同等のものを再建出来なかったらしい)

司馬遼太郎先生はこのこぶりな天守閣こそが全体と調和し、

ふしぎなやさしさを帯びた名城になっているとおっしゃり、

この天守閣の本丸にのぼった者は、

この台上の主役が天守閣ではなく、

西北にある岩木山であることに気づかれました。

三層のこのこぶりな天守閣が、

この津軽平野の支配の象徴ではなく、

神である岩木山に仕えているのである・・・とのことです。

実際この天守閣に上ってみて、

本当にそうやな。。。と観じ、感慨深いものがありました。

津軽為信を始め、この天守閣にいた

津軽家代々の想い〜祈り〜というものを、

天に仰ぐ絶対なる存在・岩木山を通して

知ることが出来ました(=人=)☆