“コロナで恐怖心を煽り、陰に陽に
国民の生命と財産を奪い続けることを誘導する
<マインドコントロール>報道”に嫌気がさし、
最近は殆どテレビを観ておりませんが
(しかもNHKもシレッと虚実をねじ込んだ報道をするので、
あまり好きではありません)、
NHK BSプレミアムの『英雄たちの選択』は
マトモなので(客観的な事実上を検証し伝えている)、
安心しながら楽しく観ております。
番組司会で歴史学者の磯田道史さん、かなり好きです^^♪
私も同じく、司馬遼太郎先生の歴史小説が
大好きな磯田さんですが、
司馬小説が示す歴史的史実や所謂【司馬史観】が
間違っているところもちゃんと客観的に研究され、
それを史実に基づいて論理的に論じられる能力が
めちゃくちゃ素敵です。
昭和時代までの先人たちの智慧を、
平成・令和時代の賢者たちがさらに“アップデート”
させているのだと観じております。
先日放送された
【選「100年前の教育改革」〜大正新教育の挑戦と挫折〜】↓
も、とても良かったです。
久しぶりに、他のことをしないで、テレビの前にじーっと座り、
全集中で観ておりました。
「文化学院」という、詩人・与謝野晶子などが作った、
大正時代の学校教育など、大正時代の人たちが
子供たち(未来)のために行われた教育方法は、
確かに令和時代にも大いに参考になります。
さすが再放送されただけあります!
馬を飼う人(大人)が“水場”に、
縄で縛りつけた馬(子供)を連れて行って、
嫌がってても無理やり水を飲ませる時代は既に終焉を迎え、
と同時に画一的/一つの答えしかない
一括管理教育も過去のものとなっております。
これからは子供たち自身が、
“水場”を探し当てるために必要な知性や感性を
育てるための教育、そして環境を
私たち大人は作ってあげる必要があります。
なぜなら、基本的に大人は子供よりも先に死に、
この地球を去って行くからです。
それに、過去のように「こうすれば、儲かる/幸せになる」
という“水場”という名の答え(幸せ)は、
今を生きる大人の多くは誰も知らないからです。
今まで人々が群がっていた“水場”の多くは
摩天楼の如く消えて無くなっております。
別のところに出来ているのか、
それともどこにも無いのか・・・分かりません。
前回放送の
【天平パンデミック 聖武天皇と橘諸兄 復興への葛藤】も
めちゃくちゃ良かったです。
今から1300年前・奈良時代に、天然痘という伝染病が流行り、
一説によると当時の国民の3分の1が死んでしまったとのこと。
その大苦難に立ち向かった聖武天皇と政権を任せられた
橘諸兄の政(まつりごと)の方策/想いは、感動的でそして的確でした。
令和時代の政治家とは真逆を行っています。
過去の方が良くて現在の方が悪いって、どれだけ人間は
真の意味で【シンカ/進化・深化・神化】していないのかが、
よく分かる事例です。(※技術的な「進歩」はしています)
国民も政治家も哀れ・・・無明です。
人間は、自ら/現代の経験だけではなく、
過去の膨大なる【歴史】から学ぶべきです(=人=)宇留祈☆