寝台特急「サンライズ」の「シングル個室」の
案内をさせていただきます。
ベッドの幅は70㎝くらいだったかなぁと思います。
一回は寝返りが打てました(笑)。
長さは小さなテーブルの下も含めれば、
2メートル弱はあろうかと思い、
私には十分な大きさでした。
そのテーブルは、自分のノートパソコンは
すっぽり置けたので、全然問題無く、
パソコン作業が出来ました。
備品として、使い捨てのコップ、寝間着、
まくら、ふとん、スリッパがありました。
(タオル類はありません)
ヒーターは、切・弱・中・強とあり、
臨機応変に切ったり強にしたりして調整していました。
ヒーターの調整つまみ界隈には、室内灯のスイッチ、
時計(目覚まし機能つき)などもありました。
コンセントは1つありましたので、
充電とかに使いました。
ベッドの横(扉側)には、荷物が置ける台があったり、
靴が脱いだり、立っても頭が天井に
当たらないくらいのスペースがあり、
そこで着替えをしたりしました。
そして中からは鍵がかけられ、
外からは暗証番号を設定するタイプの鍵がかけられました。
そんなかんだで、寝台特急の個室と言っても、
意外と広く、快適で嬉しかったです^^♪
寝台特急「サンライズ」は、
「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」があり、
サンライズ出雲は、島根・出雲〜東京間、
サンライズ瀬戸は、香川・高松〜東京間を
毎夜1本ずつ走っています。
(年末年始などは、上下線ともに1本増便されるそうです)
2つのサンライズ号はそれぞれ7両ずつで、
上りは途中の岡山駅で連結され、
14両になって、東京へ向かいます。
逆に下りは岡山駅で切り離され、
出雲と高松にそれぞれ向かっていきます。
東京方面はサンライズ瀬戸、出雲高松方面は
サンライズ出雲が必ず連結されて、
決して入れかわることがありません。
今回私はサンライズ出雲の1号車(最後列)の寝台でしたので、
出雲〜東京間全て、一番後ろの車両でした。
今回、先述しましたように、「シングル個室」を予約しました。
「デラックスシングル」という、
正にデラックスな個室もあったのですが、
鉄オタ系ユーチューバ—さんの情報で、
別に部屋の中に洗面台や机&椅子はいらんし、
「シャワー券」もいらんしな〜という感じです。
(激しく揺れる車内でシャワーあびるよりも、
ゆっくり日帰り温泉に入った方がいいと判断しました)
で、2階上段の個室ですと、1階下段と違い、
駅ホームで、個室内が見知らぬ人に丸見えにならなくて済むし、
2階上段の窓は、上部が丸くカーブしていて、
寝ていたら、そこからお月様やお星さまが見えて、
とってもイイカンジなんです^^♪
しかも、進行方向右側は、太平洋から上る朝日が見れるので、
いいとのことでしたが、この時期は日の出が遅い上に、
太平洋が見える時間帯の車窓は真っ暗(凹)。
しかも私の事前情報収集ミスで、
東京に着く前の横浜駅からしか、
車内アナウンスがされないので、太平洋を眺める
絶景ポイント界隈で爆睡していたという有様^^;★
ほんと、横浜駅アナウンスで慌てて起きて、
30分弱の内に着替えて荷物の整理をして等・・・
最後は慌ててしまい、サンライズ最後の余韻に
ちょっとひたりにくい状態で東京駅に着きました(反省)。
ま、私の母方の祖母の生家のある、
岡山・備中高梁駅界隈は、
前日夜22時前に停車・通過しましたので、
月明かりの中、バッチリ☆
進行方向右側の車窓から見ることが出来て、大満足でした!
部屋の明かりを全部消して、流れゆく車窓を、
町明かり、月明かりを頼りに、ぼーっと観ておりました。
嗚呼、最高の・・・至福の時間。。。
寝台特急、ヤミツキニなります(*^^*)☆
「サンライズ出雲」は18時51分出雲発、
「サンライズ瀬戸」は21時26分高松発です。
出雲号の方が、圧倒的にサンライズ号を
満喫出来る時間が長いので、
今回は出雲号に乗ることにした次第です^^♪
寝台特急「サンライズ」は、上り・東京行きのみ、
大阪駅に0時31分に停車します。
大阪駅で、同じ1号車に3〜5人くらい
入って来られました(ガサガサと数名の方の音が聞こえました)。
ご承知の通り、私は大阪の人間ですので、
本来であればここで下車、もしくはここから
乗車すべきだったのですが、
18時51分から翌朝7時8分までの12時間ちょっと、
みっちりサンライズ号を満喫したかったので、
真夜中の大阪駅はスルー(通過)させていただきました。
が、さすがに、車窓から消えゆく我が町・大阪を眺めると、
何だかちょっぴり切なくなり、
「おおさかよ〜・・・さよぉーなら〜〜〜」
とつぶやいてました(笑)^^;☆