9月13日(火)22時過ぎに高速バスにて徳島駅に到着、
徳島市内で前泊し、本日・14日(水)
アスティとくしまにて開催されました、
一般社団法人四国八十八ヶ所霊場会
(http://88shikokuhenro.jp/)主催の
「公認先達大会」に参加させていただきました。
まだ社会的なコロナ問題が収まっていないためか、参加者は少なく、
それでも全国各地から700名程の方が参加されていました。
3年ぶりの開催だったため、この間に亡くなられた
公認先達の方々に対する慰霊法要も2年分多くあり、
とてもたくさんの方の慰霊をさせていただきました。
加えて、敵味方関係なくロシア・ウクライナ戦争で亡くなられた方々、
新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方々の
慰霊も含まれておりました(=人=)☆
昼食を挟み午後は、長谷川賢二氏(徳島県立博物館 副館長)
並びに松岡明子氏(瀬戸内海歴史民俗資料館 館長)
によるご講演がありました。
長谷川氏からは、四国遍路がどのような歴史的経緯を経て、
どのようにして現在に残るかたちになっていったか?
史実や推測を交え、分かりやすく解説してくださいました。
カウスの状態から、多くの先人たちの想いと実践によって、
今の形が徐々に出来上がって来たということに、
改めて深い感動を得ました。
面白いのが、四国遍路はあくまで「遍路(へんろ)」であって、
「巡礼(じゅんれい)」ではないということです。
国内外には数多くの「聖地巡礼(スポット)」がありますが、
四国のみ「巡礼」ではなく「遍路」と呼ばれているその理由は、
都(都会)から遠く離れた、大自然しかない僻地(へきち)で
修行者が我が身を置き、心身の鍛錬を行う、、、
僻地→「辺地(へち)」での修行であったという理由が
根本にあるということです。
ですので、昔は「遍路」のことを「辺路」と書いていたそうです。
スペインにあるカトリックの聖地
「サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂」など
「聖地という名のゴール地点」に到達する・お参りすること以上に、
そこに至るまでのプロセス(道中の修行)や、
同じ僻地修行を繰り返すことに意味や価値を見出している・・・
からであると私は長谷川氏のご講演にヒントを得、
自身の遍路修行での体験を通して気づくことが出来ました。
松岡氏からは、世界文化遺産登録を目指す、
四国遍路という切り口でご講演くださいました。
個人的には、世界遺産になったらいいなぁ〜と
淡い希望は抱いておりますが、
現実的には多次元的要素にまたがる、
超えるべきハードルがたくさんあって無理であると認識しております。
加えて、国連にオリンピック協会、ユニセフ、WWF、
そしてこのユネスコなどなど、
本来の設立主旨であるところから軸がずれて、
利権を貪る闇組織に成り下がってしまっている世界的組織が、
この地球上に蔓延っている今、
そんな闇組織に我々お遍路さんの浄財が流れ消えてしまうことよりも、
今お遍路をしているお遍路さんのために
直接的な資金やエネルギーをもっと注入すれば、
おのずとお遍路さんは増え、
いずれ時代の粛清の下に闇全体が消え、
“世界遺産的存在”にこの四国が自然となっていくと、私は観ております。
現状では、ありとあらゆる能力(体力、気力、経済力、
コミュニケーション能力、自他の恐怖心を消す能力、
問題解決能力、地図を読める能力などなど)が
ある程度のレベル備わっていないと
(もしくはそんな能力のある人と一緒に行かないと)、
四国遍路は出来ません。
いかにして様々な能力のハードルを下げて行くか?
行きたい人が行きたい時に行ける環境に出来るか? が
四国霊場に関わる方々全員に問われていると、
いち公認先達として観じております。
我が国においても全国各地に世界遺産はありますが、
四国には一つもない上、新幹線も通っていませんが、
それだけ利権【闇】から遠い、光や愛のあふれる
【愛ランド】ということであると認識しております。
穢れ地ではなく、島全体が清らかな聖地であり続けて欲しいと、
いちお遍路さんとして、切に願っております(=人=)☆
ということで今日も一日、いろいろなことをステキに
お祈りをさせて頂いた日となりました。
よしこちゃんお気に入りの、
徳島駅前の「麺王」(http://7-men.com/)で、
徳島ラーメン(590円)をゴキゲンに頂いた後、
高速バスに乗り込み、美しい夕日を背に、
大阪に戻って参りました。
9ヶ月ぶりの徳島市内訪問で、
もっとゆっくりしたかったのですが、
ま、いろいろすべきことがあって、
仕方がありませんね。。。^^;☆
これからもお大師さんという名の【宇宙】と共に、
祈り続けます。
ありがとうございました(=人=)☆