「樋口季一郎記念館」〜北海道旅2022秋⑦〜

樋口季一郎氏(1880〜1970)は淡路島生まれ、

大東亜戦争時代の陸軍中将だった方です。

2年前に、有志の方の“手弁当状態”にて、

石狩市の小さな村の蔵を使って、

樋口季一郎記念館がオープンしました。

私はたまたまこのオープン時のネット記事を読み、

「これはいつか行かねば〜!」とようやくその想いが叶い、

政経倶楽部の仲間と共に、23日(日)11時に

お伺いさせて頂きました。

事前に予約電話をし、展示品を見ながら

館長の江崎幹夫さんにみっちり1時間以上、

解説いただきました。

当時の世界情勢【真実】に基づいて、

軍人でありながら人道主義者だった樋口季一郎氏の

素晴らしい人生のキセキが、

目の前に蘇って来るかのようでした。

<樋口季一郎氏が起こした3つの奇跡>

①オトポール事件

1938年3月、満州とソ連の国境・オトポールで、

ユダヤ人難民を多数救出

→戦時中、ヒトラーによるユダヤ人大量虐殺から

逃れて来た人を助けた杉原千畝氏が有名ですが、

杉原氏よりも2年早くされています。

②キスカ島の無血撤退

1943年7月、アメリカ軍に包囲されていた、

5800名の将兵を秘密裏に全員無事に撤退させました。

③占守島の戦い

1945年8月18日。ポツダム宣言を受け入れた

8月15日から3日後、どさくさに紛れて、ソ連・スターリンが

北海道占領を企図し侵攻して来たソ連軍に対して、

「断固反撃」を命じ撃退、ソ連による北海道の占領を阻止した。

→が、北方四島は実行支配され、現代に続いています(涙)。

ロシア・ウクライナ戦争が勃発した今、

改めてこの樋口季一郎氏にスポットライトが当たっており、

淡路島の一ノ宮である伊弉諾神宮に、

樋口季一郎氏の銅像が今年10月11日に建立されました。

(顕彰会の方々曰く、次は北海道で銅像建立を目指されるとのことです)

ほんと旅って、いろんな真実に出会え、めちゃくちゃ楽しいです。

まさに【観光】。光を観るって感じです!

●ソ連の北海道侵攻阻止 樋口中将の功績、

未来へ 淡路島で銅像除幕式

(産経新聞ネット記事)

https://www.sankei.com/article/20221011-X6T7WXIJYVLYLNSE77HE6WOTIQ/?fbclid=IwAR1w_kFCdMFFMhWWtyMbKe9E6znWA27F4joZPfEAeiXuECEzVLFbRmbq2XQ

●樋口季一郎記念館 公式FBホームページ

https://www.facebook.com/people/%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E5%AD%A3%E4%B8%80%E9%83%8E%E8%A8%98%E5%BF%B5%E9%A4%A8/100069774881915/