先日、ご縁ありまして、何度目かの
高野山に行って参りました(=人=)☆
雲一つない晴天&美しい紅葉で、
平日にも拘わらず、たくさんの人で賑わっていました。
インバウンド的な感じで、外国の方もまぁまぁおられました。
さすが世界遺産ですね。
奥之院「一の橋」少し入ったところに、
「景教碑」というものがあります。
西暦781年、 中国・唐の都だった
長安の大秦寺に建立された
「大秦景教流行中国碑」のレプリカ(複製)です。
(本物は1623年、西安の土の中から発掘され、
現在は中国・西安市の博物館に保存されているそうです)
なお「景教」とは、当時の中国における、
キリスト教の一派の名称です。
1851年イングランドに生まれの
E.A.ゴルドン夫人という女性が、
日本の文化を愛し、長期間滞在しつつ、
仏教の研究をし、その一環でこの碑を建て、
その横にご自身のお墓を作り眠っておられます。
この方は仏教もキリスト教も元は一つであるという
【仏基一元】についての研究されていたそうで、
この碑が大秦寺に存在した時期に、
弘法大師空海(お大師さん)も長安にいて、
恵果阿闍梨の下で真言密教を始めとする、
様々なことを学んでおられた・・・とのことで、
この碑のレプリカがこの地に設立されたそうです。
本物の碑を、長安でお大師さんが観ておられたかも知れません。
すばらしい歴史/叡智を後世に伝えて下さる方々
(僧侶や研究者の方々など)のおかげで、
時空間を超えて現代人の我々が知ることが出来ます(=人=)☆
●「景教碑」の詳細はこちら↓
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/SilkRoad/2215/motto/keikyo/keikyo/keikyou-hi-2.html
昼食は「梵恩舎(ぼんおんしゃ)」という
西洋風の精進料理(ベジタリアンランチ)で食べました。
奥様がフランス人というご夫婦が経営されているようで、
日本人離れしている、、、といいますか、
地球人離れしている宇宙的なお味で、
摩訶不思議な・・・食べているだけで、
なんだか幸福感に満たされるランチタイムでした。
古民家の雰囲気もステキで、
掛け軸に宇宙を表現した点字作品などが、
異空間過ぎてステキでした。
●「梵恩舎(ぼんおんしゃ)」
https://hitosara.com/0031023478/
そして一緒に行った知人の子供が通う、
高野山中学校の授業風景の見学もさせていただき、
今回はいつもとは違ういろいろな角度から
高野山を満喫させて頂きました。
ありがとうございました(=人=)南無大師遍照金剛☆