「奈良県知事選挙戦を中心に・・・個人的雑感」

ご近所さんの綺麗な藤棚(右写真)。

ほんと、すてきな季節となりました〜^^♪

季節の美しい花々とは裏腹に日本の政(まつりごと)は

ドロドロの一途を辿っております。

我が国に於ける始まりの地・奈良での知事選挙・・・

残念な結果に終わりました。

しかしながら、私は諦めておりません。

【全ての闇】が晒され、これから始まるのです。

めっちゃ楽しみです(^0^)!

①選挙結果のおさらい

(開票結果/投票率:54.82%、前回よりも6.42%UP)

山下 真氏(維新・新)当選 26万6404票

平木 省氏(無所属・新) 19万6729票

荒井 正吾氏(無所属・現) 9万7033票

(4位以下は割愛)

平木氏と荒井氏は事実上、自民党所属となっており、

2人の票を足すと29万3762票で、

日本維新の会候補の山下氏に勝っていました。

自民党が内部分裂し、まさに【漁夫の利】で山下氏が勝ち、

大阪府以外の都道府県で初めて維新の会の知事が

誕生することになりました。

ここで強調しておきたいことは、仕事等で大阪に通う人

(ここ十数年間の大阪維新政治が齎した変化に魅力を感じている人)

を中心に「大阪流」の改革を自分が住民票を置いている

奈良県にも齎したいと思い、維新に票を入れた人が

増えているのは事実ですが、全体としてはまだ

自民党に票を入れた人の方が多いという事実です。

②奈良県の知事候補選出・平木 省氏の登場と、

“公認”になれなかった理由

荒井氏は奈良県知事を既に4期・16年している上、

現在78歳。昨年末頃までは「もう次の選挙には出ない」

とおっしゃってました。

自民党奈良県連が新しい知事選候補者を探している中、

平木 省氏が「故郷・奈良のために働きたい!」と

総務省のキャリア官僚の地位を捨て、

奈良に戻って来られ、紆余曲折ありつつも

自民党奈良県連の推薦を得、知事選挙に出馬することになりました。

ところが、出馬しないと言っていた荒井氏が

「やっぱり出馬する!」と言い出し、

長年の知事並びに中央官僚、参議院議員時代のコネをフル活用し、

自民党本部(東京)に、自分が選挙に出馬することを

“黙認”させることに成功。

自民党本部の基本ルールとして「多選の候補者には

“公認”は出さない」とあるので、表立っての公認はありませんでしたが、

事実上対抗馬となった、平木氏にも党本部は

“公認”は出さず、従って平木氏の選挙ポスターやパンフレットには

“自民党”という文字は一つの表示することが出来ず、

自民党支持者である田舎のおじいちゃんおばあちゃんたちは、

平木氏が自民党奈良県連の推薦を得た

正式な候補者だったことは分からなかったそうです。

自民党奈良県連の人たちも手をこまねいていただけではなく、

何度も自民党本部に直談判しに行かれていますが、

結局平木氏に“公認”は出されることはありませんでした。

自民党本部・選挙対策委員長の森山裕氏の決断力が弱く、右往左往状態。

そこに闇で二階俊博元幹事長&茂木敏充現幹事長が計らって、

奈良の分裂選挙を作り上げました。

二階俊博元幹事長&茂木敏充現幹事長界隈の人間は、

平木氏と一心同体で動いている、高市早苗氏

(自民党奈良県連会長/経済安全保障担当大臣)の存在が

とにかく気に食わないので、平木氏と一緒に消えて欲しかったのです。

このまま行けば、前回の自民党総裁選挙の、

岸田現総理の次に得票数の多かった高市氏が総理大臣になるので、

とにかく存在自体が邪魔なんでしょう。

奈良県の知事が維新(他の党)になっても、

奈良県の政治がどうなろうとも、奈良県民の生命と財産がどうなろうとも、

二階俊博元幹事長&茂木敏充現幹事長界隈の人間は、

そんなことはどうでも良くて、

平木氏と一緒に高市氏を潰せればそれで良いのです。

この権力争いで犠牲になったのは奈良県のみなさまです。

益々赦せません(=人=)呪★

③老害政治家と、造反議員の末路

たとえ自民党本部の二階俊博元幹事長&茂木敏充現幹事長界隈の人間たちが

平木氏&高市氏コンビにそっぽ向いても、

奈良県に住民票を置く人たちが清き一票をたくさん投じれば

問題なく当選出来たのですが、ここで出てくるのは「造反議員」2名です。

平木氏は自民党奈良県連の推薦を貰っています。

ということで、奈良県選出の自民党議員は全員、

平木氏を応援する!という方針になっていました。

面白いことに(?)ナント!選挙中に、平木氏を応援しているフリをして

荒井氏をめっちゃ応援していた「造反議員」が2名いたことが発覚し、

現在の奈良県連では密かにこの造反議員をどう処分?するのか・・・

対応検討中なのではないでしょうか。公開処刑状態ですね。

ま。自業自得ですが。地獄行き確定(=人=)呪★

<造反議員2名の実名>

田野瀬 太道氏(奈良3区/衆議院議員)

奥野 信亮氏(比例近畿ブロック/衆議院議員)

「晩節を汚す」とは正に、荒井 正吾氏のことを言っている言葉でしょうね。

あなたが出馬されたとしても、維新候補に圧倒的に差をつけられ、

負けるという事前調査は明確に存在したでしょう。

4期もされ、過去の評価に関しては賛否両論あるかとは思いますが、

こんな結果で終わって、あなたが出馬したせいで、

奈良県連は2つに分裂し、奈良県知事が維新に変わってしまったのです。

今までの4期の間の良い面が全て、悪夢に変わった瞬間でした。

嗚呼、老害でしかありません。あなたも地獄行き確定ですね(=人=)呪★

④維新政治が奈良県に馴染まない理由

個人的な感触として、大阪は維新の会が与党として

継続してもいいと思っています。

大阪は所謂「都会」な上、歴史的に独特の進化を遂げて来た地域なので、

大阪らしい政党が与党として存在し続けて、

日本国における政治の【多様性】の一翼を担っても良いと認識しています。

中央政権に集まる地方交付税も比較的そんなたくさん必要はなく、

882万人もいるので、自分たちである程度は稼げるでしょう。

しかしながら、所謂「田舎」という人口減少/高齢化がすごい地域では、

公金をいかにして中央政権から引っ張って来るのか?!が

地域創生の非常に大きなカギとなります。

人どんどん減る&お金をかせぐ若者がおらず年金(公金)頼りの

高齢者ばかりになる=その場所からどんどんお金が消え、

やがて集落自体も消滅するということです。

中央政権は現在、自民党ですので、知事や市長、町長は

中央と同じ自民党の方が公金を引っ張って来やすくなります。

おおさか(日本)維新の会は少数野党なので、

それが難しいです。「身を切る改革!」と維新の会は豪語しまくってますが、

田舎にはそもそも「身」というものが殆ど無いのです。

「身」がたくさんあって、切り甲斐のあるのは、人がたくさん集まる

=利権がたくさんある「都会」だけなのです。

(ま、安倍総理暗殺に纏わる奈良県警の闇、公共事業の闇など、

ちょくちょくあるようですが、大阪に比べたら件数も金額も少ないと思われます)

従いまして、高齢者が多い田舎で伸びる/支持される政党は

【ほっとけば集落自体が消えてなくなるので、

まずは現状維持の状態を護る】人たちのようです。

加えて、先述したように、「大阪の常識は大阪以外の非常識」です。

大阪経済圏以外は、大阪のやり方と違う/合わないのです。

大阪は独特なのです。

例えば、名古屋市の河村たかし市長が代表を務める地域政党

「減税日本」が名古屋市議選で維新の会に圧勝しています。

“関ヶ原”を超えると文化圏ががらっと変わり、

大阪発の維新の会は歯がたたない場合がまだまだ多いのです。

「大阪イズム/よそ者の価値観や支配」を嫌う他地域の方々の

思惑が見え隠れしますね(笑)。

全国の方からよく「大阪ってなんであんなに維新が強いの!?」と

理解不能がられますが、ほんと、大阪って独特なんやと、

いち大阪人として結構オモロカッたりします。

⑤次回の奈良県知事選挙への展望

単細胞な維新派大阪人は、「次も間違いなく維新だ!」と

ワイワイお祭り騒ぎでしょう。違います。

かつて大阪の政をめちゃくちゃにした【大阪自民】と【奈良自民】は

似て非なるものです。

【大阪自民】は大阪の政をめちゃくちゃにした原罪を省みることもなく

今でも背負い続け、壊滅状態にあります。

(早く大阪自民から”レジェンド“が登場して欲しいのですが)

今回の大阪府知事選挙も自民党公認候補を出さず、

大いに“左巻き”なアップデート大阪というポッと出の

政治団体の公認候補である”大阪のオバちゃん“に

しれーっと亡霊のように乗っかっていました。

自民党という立派な政党があるのに、正々堂々と、戦わんかい!!!

【奈良自民】は高市氏を中心に一つにまとまっています。

かつての【大阪自民】のように個人パワーばかりに頼った組織ではありません。

安倍元総理が奈良で暗殺されてから今回の知事選挙が終わるまでの間に、

本当にいろいろなことがあったそうですが、真の政とは?!

真の政治家の使命役割とは!?ということに、

自民党奈良県連の方々はいち早く覚醒めておられます。

従いまして、次回の知事選挙では分裂ということはなく、

一致団結して挑まれること、間違いないです。

個人的にはまた平木 省氏が出馬されて欲しいと願っています。

あんなに政治家として必要な能力が揃っている人は少ないです。

そしていつかは平木さん、国政に出てきて欲しいです。

⑥政治的なバランスを常に意識する

かつて【大阪自民】が大阪府市政にどっしり居座っていた頃、

大阪は経済的にお金がたくさん集まる都会ですので、

いろんな【利権】を求めて、政治家や公務員、

それに群がる経済人などが“公金チューチュー”しており、

大阪府市民の生命と財産が闇にどんどん消えていました。

そこに登場したのが、橋下徹氏と松井一郎氏(おおさか維新の会)です。

容赦なく、既得権益をぶっ潰してくれて、私も非常に喜び、支持していました。

ところが、おおさか維新の会が大阪の政の中で与党になると、

今度は維新の会に【利権】が集中して来るようになりました。

志あって維新の会所属で政治家になろう!という人も当然おられますが、

その維新の会にある【利権】目当てに維新の会所属の

政治家になる輩(←敢えてヤカラと呼ぶ!)が増殖して来ました。

私と討論しても、ぼけーっとしてて、何言っているのか

意味不明なヤツがいます。アホです。

あんなヤツらに税金で給料払っているのんって、公憤ハンパないです。

どの政党に属していても、最も大切なのは、政治家自身の人間性であり、

政治家としての情熱や能力、器、経験、倫理観&道徳観などであります。

現在の大阪府&大阪市は、維新の会所属議員が多すぎて、

多数決で全てが決まって進んで行く政の方法では、

維新の会が間違った施策を行えば、とんでもない方向に進んでしまいます。

100%完璧な人間はおらず、我々国民が常に叡智を持って

観察やチェックをし続けなければなりません。

ですので私は、現在の多過ぎる/アンバランスな維新過多な

大阪府市の状況は【最悪の状態】であると危機感をMAXにしております。

ま、たとえ選挙で維新の会がしこたま票数を獲得したとしても、

市民活動家として、間違いを正す方法はあります。私は諦めません。

少なくとも「維新」というだけで、すんなり選挙に当選し、

ろくに普段、政治活動をしてないアホな政治家よりもずっと一所懸命、

政の研究をし、国民・府民・市民の生命と財産をどうしたら護れるのか?!

ド真剣に考えております。

・・・真に美しい、多様性があり調和の取れた森は、広葉樹林の森です。

いろんな木々、生物が共存共栄する森です。

人間社会も、政治の世界も【一党独裁/偏り】は良くありません。

(なお、国政に関しては自民党が強過ぎるので、

日本維新の会や国民民主党、参政党などがもっと飛躍して欲しいと願っています)

中国共産党、ロシアの状態と今、大阪府市は同じであることに、

危機感を持たない、大阪府市民は無明でしかありません。

ここではっきり申し上げておきます。

ということで私はこれからも、たとえ少数派であっても、

虚実ではなく真実、闇ではなく光を追い求めて生きて参ります。

私の愛する建國之地・奈良の益々の弥栄を

ご祈念申し上げております(=人=)宇留祈☆

オススメ動画「hirokumaチャンネル」

【奈良県知事選挙 造反議員やマスコミから高市大臣を護れ!】

https://youtu.be/admz0DWIbVU