「大塚国際美術館」

12月20日(水)。

知る人ぞ知る、日本一入館料の高い美術館(?!)

徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」に行ってきましたぁ〜^^↓

https://o-museum.or.jp

ポカリスエット等で有名な大塚製薬の

創立75周年記念事業として建立された美術館。

他の美術館にはない大きな特徴は、

陶板に特殊な技術で世界中の名画を焼き付けていることです。

世界の名画をほぼ原寸大で楽しめる上、

陶器で出来ているので「お触りOK」なんだそうです!

“四国遍路行”で16年程、四国に深いご縁があって、

大鳴門橋を渡った後、いつも左側に観えていて気になっていたのに、

やっと今回始めての来館。。。^^;

全部本物の絵画作品ではないけど、こんなに凄い美術館で・・・

もっと早く足を運んでたら良かった!と少々後悔しました(笑)。

私がこの美術館にいた時間はちょうど4時間でした。

館内のレストランでランチをしたい方や、

更にじっくり観たい人は、5〜6時間程かかるのではないでしょうか?

総観覧距離は4kmもあって、古代ギリシアからルネサンス、

近現代作品まで一気に鑑賞できます。

地下3階の山の中からスタートして、

地下2階→地下1階→2階→1階で終わりです。

なんで半分以上が山の中に埋まっている美術館なのか?

という理由から、主な絵画作品の説明まで、

館内スタッフの方による無料ガイドで教えて頂きました。

ガイドさんのお話がまためちゃくちゃ面白く、勉強になりました。

(500円のハンドサイズの音声ガイドも貸し出ししていました)

また、単なる絵画作品の展示だけではなく

【環境展示】という、空間そのものを本物に似せて

再現している展示作品もあり、それがまた面白かったです。

世界各国の有名作品を、一箇所で一気に見れるので、

世界各国を回る費用と時間、エネルギーを踏まえれば、

3,300円の入館料はかなりお安いと実感しました(笑)。

かつて、フランスのオルセー美術館は行きましたが(印象派が好きなため)、

ルーブル美術館と、ピカソの『ゲルニカ』がある、

スペインの美術館には死ぬまでに必ず行きたいと改めて思いました!

・・・美とは、生そのもので、様々な時代、様々なかたちの

「生」というものを、お腹いっぱい観させて頂きました。

全て本物ではありませんが、本物が放つ「想い」というものは、

十分に伝わって来て、とてもとても感動的でした。

個人的にはやっぱり、ピカソが一番好きです。

展示の最後、一階にドン!と「ゲルニカ」があって、とても嬉しかったです。

人間のありとあらゆる「想い」を、ド・ストレートに作品を観る人に伝え、

作者であるピカソと同じ想いを共有出来るからです。

美の表現者としては最高のお方だと思います。

同様に、岡本太郎氏も大好きです。

古今東西善悪男女貴賤・・・全部ひっくるめて人間であり、

そして美であるからして、全てが創作の対象であるという感じでしょうか。

創作の幅が限定的ではなく、無限大・無尽蔵でステキだと観じております。

大塚国際美術館に展示されていた作品群(作品に込められている想い)を

たくさん頂き、さらに人生がんばろうと思いました。

ありがとうございました(=人=)☆

さぁー、残りの師走もドタバタ行くゾ〜(>0<)!!!