66番雲辺寺(うんぺんじ)は、
四国八十八ヶ所霊場で最も標高が
高いところにあり(927メートル)、
今回は「雲辺寺ロープウェイ」で行きました。
ロープウェイで上る途中から、雲の中に入ったようで、
景色が全く見えなくなりました。
まさに名前の通り、「雲の辺り」ですね(笑)。
私が行った時は、頂上は5℃で、
思ったよりも寒くなかったですが、とにかく霧?雲?がすごくて、、、
なんだかとっても幻想的でした。何年か何十年か先に、
私があの世に旅立つ瞬間は、こんな感じなんかな?ってちょっと思いました。
先人の行者(仏の道を目指す人達)は、
この場所のような人里離れた大自然に自らの身を置いて、
悟りを開くべく、精進を重ねておられたそうですが、
この場所も1200年以上、お大師さんの時代あたりからの
歴史があるとのことです。
天に近い、雲の辺りで、
命がけで仏を目指す行者たちの息吹が、
この凛とした静寂あふれる雲の中から聞こえて来そうでした。
本当に美しい、お四国の風景でした(=人=)☆