【過去の日記です】
2024年11月15日更新
2024年11月15日更新
11月14日(木)。
奈良中央準倫理法人会の「経営者モーニングセミナー」にて講話させて頂くご縁をいただき、それにからめまして、13日・14日と奈良界隈の知人友人にお会いしたり、以前より行きたかった場所にお伺いさせていただきました。
まずは「唐招提寺」(https://www.toshodaiji.jp/)です。
3年前、京都国立博物館で開催されていた「特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ」を観・・・国宝である『鑑真和上坐像』を間近で観、深い感銘を受け以後、我が仕事机には鑑真和上(の葉書)がおられ、いつか唐招提寺に伺いたいと思っていて、ようやくそれが叶いました~^^♪
奈良時代の雰囲気がそのまま残っているであろう、清らかで雄大な歴史の風を観じ、とても感動いたしました。ちょっとした【時間旅行】ですね(笑)。
平日であっても観光バスが数台並んでいて、観光客もそれなりにおられましたが、敷地面積が広いので、ゆっくりと散策出来ました。
先月、新潟に行った時に知った、會津八一氏(新潟市名誉市民/https://aizuyaichi.or.jp/aizuyaichi/)の歌碑『おほてらの まろきはしらの つきかげを つちにふみつつ ものをこそ おもへ』<(歌意)唐招提寺の丸いエンタシスの柱が、月の光で照らされ、大地にくっきりと影を落としている。その影を踏みながら、私は深いもの思いに耽っている>が金堂の側にあって、時代が紡ぐ雄大な情景を更に満喫させていただきました。
次に「平城宮跡資料館」(https://www.nabunken.go.jp/heijo/museum/)に行きました。
ここは入館料も駐車場代も無料です。無料とは思えないくらい展示物が充実していて、平城宮跡のことがとてもよく分かり、一時間半程おりました。
ボランティアガイドの方が無料で案内して下さったり、研究員の方が特別展(聖武天皇関連のこと)の展示物を14時から一つ一つ解説して下さったりしていました。
復元された平城宮跡(大極殿)も観に行きました。当時のスケール感がとても良く理解出来ました。
平城宮があれよあれよと平安京になり、都が京都に移動し、長時間平城宮跡は田んぼであり続けた“おかげ”で、令和を生きる私たちは今こうしてかつての都の風景を観ることが出来、とても幸せだと思いました。
そして、私の母方の祖父の家系のお墓がある、奈良市にある三笠霊苑(https://www.mikasareien.jp/)にも行きました。
ここには、故・安倍晋三元総理の「留魂碑」があります(https://abe0708.jp/)。いつの間にか「安倍元総理の歩まれたご足跡・御功績」という碑が横に建てられていました。
平日でしたが、ちょこちょことこの碑にお参りされる方がおられました。未だ多くの方々に慕われておられるのだと観じました。
今を生きる政治家の皆様におかれましては、自分のカネや利権のためではなく、日本国民のため世界平和のために、【不動心】を持って政(まつりごと)を実践して頂きたいものですね。。。
・・・「大和(奈良)は国のまほろば」という、古事記に出て来る言葉の通り、過去から続く本当に素晴らしい、理想郷的風景が奈良盆地には拡がっています。
古都奈良も観光客が増え、オーバーツーリズム状態で居心地が悪くなってきた面もあるのですが、京都と比べて雄大且つおおらか、のんび~りしている雰囲気がとても気に入っています。
またゆったりした時間を過ごしに行きたいなぁと思います。
ありがとうございました(=人=)☆




