「しあわせ」 レイフ・クリスチャンソン
こういう絵本があります。
ちっさいころ、小学生かな?
なんか好きでよく読んでた。
今日、本棚から意図したように姿を現しました。
その絵本を「今」改めて読むと、もっともっと奥深い。
わたしが少しは大人になったからなのでしょうか。
しあわせってなんだろう?
小さいことも大きいことも。しあわせはそこらじゅうにあるよな-
人によってその見出し方も形もそれぞれ、
ただ、しあわせだ-って思うときの
あの気持ちはみんなが共通する感覚なのかな。
短いから全文のせてみます。
ほんとは挿絵がすっごくかわいいんだけどね
「しあわせ」 レイフ・クリスチャンソン
しあわせってなに
夏の太陽
それとも ふりつづいた
雨のあとの太陽だろうか
しあわせってなに
勝つこと
それとも
ベストをつくすことだろうか
しあわせってなに
つぎつぎと成功をおさめること
それとも
できないと あきらめていたことを
やりとげることだろうか
しあわせってなに
ほしいものを すべて手にいれること
それとも
ほしいものを さがし求めることだろうか
しあわせってなに
王様のように
思いのままにできることだろうか
それとも
たいせつだと思ったら
勇気をだして
やってみることだろうか
しあわせってなに
人気者になること
それとも
ひとりぼっちで悲しいときに
だれかが気づいてくれて
心配してくれることだろうか
しあわせってなに
なにかを やりとげること
それとも
なにかに取り組みはじめることだろうか
しあわせってなに
自信をもつこと
自分をたいせつにすること
そして
自分とおなじくらい
ほかの人も たいせつにできること