価値を見出すこと

ベトナムから帰ってきました。
とても、濃い経験を。

あの言葉を聞くために、
また、私が決定的に足りてない部分を、
大切にしなくちゃいけない最大の部分に
気付かせていただく、

なくてはならない経験ができたと思って、
ベトナムの地にも、SAKURAカフェの江崎さんにも
フーンライのじんさんにも、Kさんにも、仲間にも
もちろん両親にも

とても感謝の気持ちでいっぱいです。

自分の求めているものは、経験することで見出すことができる
改めて、感じました。 

「価値を見出すこと」
ベトナムでストリートチルドレンを雇用するベトナム料理レストランを経営する
フーンライのじんさんにおしえていただいたこと。

失敗にしても本当は「失敗」なんて言葉はないはず
それは全て価値があるものだから

否定も含めて、すべて肯定になる

全ての基準は価値があるかどうか。

全てのことに価値を見出すこと。
全部解決できるし、全部乗り越えるための+要素になる。

一見すごく都合がいい言葉なのかもしれないけど、
でも全て価値あることだと思うから

どんなに苦しいこともつらいことも
もちろんうれしいことも楽しいことも

一つひとつに価値を見出して、
信じることができれば
それは大きな力になるなと思った。

その過程でときには必要な「思い込み」
これがイメージにパワーをもたせるんだって。

人生はチャンスの連続。
本当に本当に偶然の連続でそのチャンスは生まれるし、そこらじゅうに。

じんさんは100人いたら100人とも「チャンス」を使うことができる、
だからCASAは無限の人たちにチャンスを与えるって。

ただ、逆に無限の人にチャンスを与えるってことを、
それだけの責任はその数だけ大きく大きくなる。

今、私が一番怖気づいてることは、ここだから。

ベトナムに行く前から、どうしても答えをみつけることができなかった。

CASAが与える人への影響とそれが故の責任
どう取ることができる?
それを取るだけの人間になっているのか
というか、そこまでの人間になることはできるのか

すでに4人の滞日アジア人女性の夢、人生を背負っているから、
いやというほどに感じるから

怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて。
不満で、つぶれちゃいそう

でもそんなこと言ってる暇でもなければ
やるだけなんだけども、

ただ、その中で

本当にどうしたらいいか分からなかった。

結局、覚悟ができてなかった。
だから、責任というものが大きくなればなるほど
怖気づいたんだと思う。

決意と覚悟って違う・・そう思った。

覚悟を持つ人
それは今回ベトナムで出会ったSAKURAカフェの江崎さん
であったり、フーンライのじんさんであったり。

江崎さんに会ったときは、まぶしすぎて目を何度もそらした。
すごく悲しかった。
ここまでいかないと、ここまでの人になれないと極端にいえば
CASAはできないんだって痛すぎるほどに感じたから。

いつも、パワフルな人に会った時の感動を越えて
頭をガツンとたたかれた見たいな感覚。

また、一つひとつの言葉が突き刺さる。

頭の中では覚悟、覚悟、覚悟の文字

今の自分にはとうていできるはずもない。
本当の意味で価値を見出していなかったんだと思う。

自分一人がやるわけじゃない。
もっともっとまわりを見たら、どんなにたくさんの仲間がいるのか
どんだけたくさん支えてくれるひとがいるのか

CASAって自分のものでもないし、
周りにそれだけ影響を与えられる

それはとても怖いことだと思っていたけど
そうではなくて、それも踏まえた上で
どれほど価値があって尊いものなのか

そして、その人たちにとっても、どれほど価値のあることなのか

また、それほどまでに価値あるものを創ることってどういうことなのか。
自分にはできない。
ひとりだったら。
私は特別でもなければ完璧な人間でもなければ足りないことだらけ、
だからできない、一人で責任をかぶることになるんじゃないか、だから怖気づく。

周りには、たくさんそれを補う仲間や人があふれているにも関わらず
へんなプライドとか、へんな責任感とか。
もっと早くに気づくはずのことに気づけない私がバカだったと気がつけたことが
一番の収穫。
それほどにまわりの仲間はすごい。
知ってるんだったらなぜその人たちに素直に「助けて」っていえないのか。
寄りかかれないのか。

そして、一番感じたこと
自分がしあわせになって初めて周りの人たちをしあわせにすることができる。
江崎さんを見ていてその大切さを感じました。

これからどれほどの壁があって、
それを乗り越える中で、そこにどれほどの価値を見出して
乗り越えて

どんな道をいくのかな・・

きっとその進む道が
自分の生きたい生き方であり、
価値ある人生だと思うことなんでしょう。

そこで自分の哲学が構成されていく。

ベトナムでは、たくさんのことを
掴んで帰ることができました。

みんなに、ありがとうがいいたいです。

心から、
ありがとうございました。