母国料理をつくるということ

今日はCASAの中国人シェフYさんのお宅へ出向きミーティング(%ニヤ女%)
ちっちゃな子育て中のお母さんなので、家事をしつつ色んな話しをしました.

お昼時ということもあり、家に着くとたっくさんのエスニック料理が!
わざわざ、つくって待ってくれてました

愛だぁぁ〜(%痛い女%)

テンションマックスまであがりました(%ニコ女%)

Yさんの出身は中国と言ってもとっても山奥のタイ国境よりなので、
母国料理は中華も、タイも、ベトナム料理もまじったような、
色んなレパートリーがあるようです

今日ごちそうになったYさんの料理は

・激辛パパイヤサラダ(パパイヤないからニンジンバージョン 笑)
・鳥とエビ団子と自家製栽培のパクチーてんこ盛りのフォー
・大豆たっぷり鳥のスープ(ねぎがリボン結びに!)
・ハヤトリ(みたことない野菜)と豚の炒め物
・ニンニクの芽と豚とトマトのオイスターソース炒め
・激辛のカニみそ(ごはんにかけていただきます レモングラスたっぷり!)
・かぼちゃもちいり、タピオカココナッツ(これはいける!見た目も食感もすばらしい)

すごいの一言

最近、
なんでもおいしいおいしい言ってしまうので(ほんとにおいしいんだけどなぁ(%ショボ女%))
CASAシェフの間では私のおいしいにはまったくもって説得力がない
といわれ・・・
若干信じてもらえずに・・

でも・・

言わせて下さい 笑

ホントに全部が全部おいしくって!

もっともっと自信をもってほしいな.
これが誰にも負けない強みだから(%晴れ%)

Yさん自慢のとびっきりおいしい母国料理食べながら、
話しを聞くのはすべてのつじつまが合ってるようで(%ニヤ女%)

貴重な空間がそこにはできていました.

これがその、
やたらと辛くておいしいカニ味噌

Yさんの田舎では川から大量のかにをとってきてそれを
ごりごりすりつぶしてペーストを作るそう

これがYさんが田舎から持ってきたというすり鉢?

これでごりごり〜すれば
グリーンカレーのペーストとかもできるみたい

田舎では必需品なんだって

やっぱり料理は文化だなぁ〜

当たり前だけど、その国によってぜーんぜんちがうくって
表現であって
その国のアイデンティティーだ.

今日はYさんとの仕事のミーティングはもちろんだけど、
本当にいろんなことを話した.

改めて、こうして時間を取ることは久しぶりで
普段話さないこともたくさん確認しあったような気がする

そこで思ったことは、
Yさんにとっての
自分の国の料理を日本で作ることのたいせつさ

国から遠く離れた日本という地で
母国料理を作ることの意味

私が思っている以上にそれはその人にとっての誇りであり、
プライドであり、自分自身の表現法であり…

すっごく大切なこと.

改めて、CASAのやることの意味を感じたような瞬間でもあって

今日はひさびさに、色んな意味で初心にもどれたというのか、
昔感じた衝撃を改めて…かな

子供育てることの大変さも、Yさんの想いも、
目の前で会って話して同じ時間を過ごすことで
くみ取れそうな気持があると想いました.

いつも言ってるけど、色んな人の気持ちをくみ取って重ねること、
とくにCASAの4人のシェフ

国がバラバラで文化もちがって衝突がたしかに多いんだけど、
それを無理に一つに混ぜ合わす必要はなくって

一緒にやることと混ぜ合わせることの意味は違う

それほどに自分の国に誇りがそれぞれあるから
だからこそ

みんなが個人個人、プライドを持ちながら輝ける場づくりをすることが
CASAの仕事なのかもしれないなぁ
でもめざすことは一つ、みんな同じもの

みんな1人1人、色んな想いがあるから

重ねていきたい.

その環境づくりにひたすら励みたいなと思うのです